久々に好感を持てる漫画です。
私自身免許を持っていないのですが、なんの知識も無くても楽しめます。
如何せん車漫画は読み手の知識をとわれたり、車に対して(または走る事に対して)の愛というか興味が有る無しでその作品に対しての評価が分かれる傾向があるように思えます。
有名どころですと,「頭文字D」なんかがそうではないかと思われます。
前述のように知識も無い,ましてやバトルなんて興味も経験もない私には全くもって読むのに苦労する漫画でした。
ですがこの作品は、有り難い事に専門的な話は作中で解説してくれていますし,何より「ただ走るだけ」な漫画ではないという所が支持されている理由だと思います。
作者自身がカウンタックを所有し,リアリティある画を提供してくれているという理由もありますが、話も『夢』があり、数話単位で話も完結しますので読みやすい。
子供の頃,スーパーカーに胸躍らせた方も,「スーパーカーブーム?何それ??」という私みたいな人間にもページを進ませるそんな魅力が有る作品です。
その筋の人にしかわからないという話は無いので、読み手を選ばない、マニアックすぎないところがミソでしょうね。
もう少しカウンタックを掘り下げて欲しかった。 最後は尻つぼみだったかな。 それでもカウンタックは永遠のスーパーカーです。
久しぶりにカウンタックだらけとなった。
ほかに車の魅力よりも猛牛に絞ってもかまわない。
日本におけるスーパーカーはカウンタックが頂点になると思う。
もしくは2000GTしかないと思う。
表紙のギターが懐かしのオベイション。
そのくらいしか価値が見いだせなかった。
カウンタックではなく、イオタの蘊蓄を語ることに終始している。
読者は知識を知りたいのではない。
あり得ない世界をあり得るように描いて欲しいのだ。
いよいよグランドエフェクト対決が始まる。
首都高での戦いになるとそれなりに路面との戦いになりそうな予感。
コミックしか読んでいないので、結果も知らないし知る必要も無い。
カウンタックはおざなりだけれども、この話はとても夢があっていいと思う。
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