これは題名こそ違いますが"Infectious Diseases in 30 Days(邦訳:感染症スタンダードマニュアル)"の第2版となっています。 最初に抗菌薬について、次に敗血症や発熱患者への対応の順で述べられており、その後は臓器別、寄生虫感染や特別な患者(免疫抑制、HIV感染など)といった構成。 臓器別で手抜きのない感染症学が非常に明快で、時折入る症例も勉強になります。また、説明が長くなると、キリの良いところでキーポイントとしてまとめてくれているので、スッキリ理解できます。 序盤の呼吸器の章で"sputum should never be cultured in the absence of an accompanying Gram stain."とグラム染色の重要性を説いており、培養が医師をミスリードする危険性がきちんと示唆されています。 総論とも言うべき敗血症と発熱患者の章も優れており、青木先生の「レジデントのための感染症診療マニュアル」と同様のことが多々述べられています。FUOについては"Antibiotics are contraindicated until a specific diagnosis is made"とまで書かれており、適正な抗菌薬の使用を繰り返し訴えています。 また、細菌感染とウイルス感染を鑑別するプロカルシトニンについても少しですが触れられており、新しい知見を身に付けることも可能です。
洋書なので疫学や耐性菌、そして抗菌薬の選択など、日本と異なる箇所は当然ながらあります。ですから「抗菌薬マスター戦略」などの訳書や和書で1回学んだ後に読まれた方が良いかと思います。 感染症に興味のある学生から研修医、感染症非専門医の先生まで、臨床に直結した正しい知識を30日で得られるこの本はオススメです。
ドクター・ケヴィン・ラウは脊柱側弯症を持っている皆様に、皆様の体をより良い線形に保つことができる、非常に簡単なガイダンスを編纂しました。医学産業が、単純なものを難解化させ、透明なものを不透明にし、安価なものを高価にしてきた時代において、これは非常に爽快な書籍です。 薬錠がシンプトムを覆い隠すことに使用されるのような悪質な医薬に対する、ドクター・ラウの提言は時宜を得ていました。背中の痛みは、痛み抑制物の欠如によって引き起こされるものではありません。 まさに、道理にかなった見解です。 背中の術の値段が、(数時間の作業で)10万ドルにまでいたる昨今、いくつかのストレッチと体のバランスを整えるエクササイズを実施しながら、1日に30分程度を利用することは、賢い投資のように思われます。 しかも、ドクター・ラウは、幾つかの強化エクササイズとコア・スタビライザーを含め、正しい方策をすべて網羅しているようです。
もうすぐ2カ月になる初ママです。そろそろ予防接種が始まるので、ワクチンの作用や副作用、接種時期、接種間隔を知らなければと思い、ネットで口コミを見たりで勉強していましたが、たまたまアマゾンでこの本を知り、我が子のために読む必要があるなと思い購入しました。
やっぱり、買って良かったです(^O^)
主人にも見せて説明したり・・・、これからいろんな病気にかかるだろうし、予防接種もたくさんあるので、この本はお勧めです(^O^)
ちなみに私は看護師ですが、医療従事者でも役に立つと思います。
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