原作者、鼻息荒く威張ってますけど、失礼ながらこれだけ陳腐で使い古されたしょーーもないテーマ(ほんとすみません)を与えられて、かくも見事に感動的に漫画家し得る漫画化が、それもまだ二十代の漫画家が、どのくらいいるのかって話だと思うんですよ。感想以前に。 実際、ちょっとSFを読むような人にとっては「こんな話もう見飽きたよ」と見向きもされない筋立てでしょう。ぶっちゃけこんな原作で(重ね重ね失礼ですが)この緊張感とカタルシスはとんでもない異常事態だと思います。 もうこれは三浦先生の画力と、天才的な「話作り」の才能に百ゼロで依存しきっているのでしょう。我らがウラケンの素晴らしさを逆に証明してしまっていると私などは思うのです。 デビュー作の意外なほど線の細い繊細なタッチからすると随分骨太になりましたが、キャラクターひとりひとりの丁寧な描き分けや各コマの隅々にまで行き届いた目配りと書き込みはますますの冴えを見せています。こんなありきたりな内容なのに最後までドラマチックに読ませてしまうのがすごい。力業で読み手を納得させています。 このように「原作つき」で一回枠にはめられた苦しさがあるからこそ、後のオリジナル作品で大爆発、大進化したのだなと思います。内容よりも「ここをこうすればもっと面白くなるのに」という漫画家のはぎしりや、おそらく元ネタでは描写されていないはずの緻密な書き込みや複線めいた効果などから漫画家が備えた話を広げる本能を垣間見る大変邪道な楽しみ方を本書でさせていただきました。 あと女の子が可愛いです。めちゃくちゃ可愛い。そしてエロい。ちゃんと顔立ちが違っていてひとくちに「美人」といってもタイプも違えば思考、行動も違う。その描き分けが完璧なのが素晴らしい。 いい女の前で最初は意馬心猿だった連中がどんどん紳士になっていく、そのきっかけになるサムライ的資質の主人公、これもたまかっこいい。 こういう風に「生きた人間」を自在に操れるからこそ、私は三浦先生を神だと尊敬するのです。
超人気のシリーズの15巻。決してハッピーエンドにはならないスプラッター漫画。絵が凄く怖いが見応え十分。ファンタジー物ではあるがハリーポッターなんかとは全然ちがいます
絵がかっこいいから買ったんですがかっこよすぎ!! 上手すぎです!!! ゲーム版のベルセルクの設定書のようですが、知らなくても楽しめます。 最初のカラーページが一番かっこええです。
ベルセルクの主人公ガッツの誕生から触までの出来事が細かくより深く知ることができます。鷹の団でのガッツ、日常の様子までとファンには嬉しい本です。
内容は1巻から14巻までの状態なので絵柄が少々懐かしい気がしますが迫力充分なので満足できるはずです。三浦先生の高校時代の絵も少しですが含まれています。
白色のiPhone4sに黒色のケースです。どうかなと思ったけど、ま、よい感じ。手触りがとても馴染んで気持ち良いです。ずっと触っていたい。 耐久性はこれからどうなるか、ですね。かっこいいです。
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