青林工藝舎の杉浦茂傑作選集、第4弾。怒涛の勢いで溢れ出すヒョウキンに溺れる。どうしようもなく愉快。
とてもきれいな本を届けていただきまして、ありがとうございました。子供の時に読んだことがありました。兄のほんをかりてよんでいたようですが、内容は覚えていないので、たのしみです。ありがとうございました
真田の忍者「猿飛佐助」が、相棒の清海入道や仲間の霧隠才蔵とともに、
真田幸村を守る為、伊賀忍者やバテレン妖術使いを相手に戦う。
当時、佐助が術を使う際の呪文が密教の呪文をもじったものとは知らず、
バトルフィーバーJの「ノロイ怪人」の唱える呪文もほぼ同じだった為、かなり衝撃的でした。
(ノロイ怪人は「オンキリキリバサラン バサラン バサラン・・・」と唱えながら自分の胸に刺さっているクギを打ち、)
(相手に呪いをかけ苦しませてました。ただ、猿飛佐助の方が先に使ってましたが。)
また、他の作品では「正義の味方」が多い「服部半蔵」が敵役というのも、結構斬新でした。
(「サスケ」にも敵役で服部半蔵は出てきますが、そう出番は多くありませんでしたので。)
しかも、伊賀忍群の一人が倒されるたび、ロウソクが1つ消えるのも不気味でした。
(ただこれも「忍者キャプター」が先に使ってましたが、アニメと実写ではかなり雰囲気が違います。)
それらを回避する為か、後半からバテレン妖術使いの「魔竜道人」が登場。
いかにも「悪役です」という風貌は圧巻でした。
放送は東京12チャンネル(現・テレビ東京)でしたが、何度も再放送されたので御存知の方も多いのでは?
エンディングの歌詞のクレジットが「とべ サスケ」となっているのに、「サスケ 翔べ」と歌われていたのが、
(子供だった当時)とても気になってしょうがありませんでした。
とてもおもしろいです。
が、かなりファンタジー色や日本神話色が強いです。
本格歴史漫画を期待してはいけません。
その分キャラクターも、技もはじけてていい味出していると思います。(好き嫌いは分かれるかもしれませんが)
十勇士はもちろん伊達軍も良いです。家康は少々弱い感じが……。徳川軍も重要な役なんですが……。
真田幸村軍と伊達軍が好きなら楽しめると思います。
服装も実物(と普通に感じるもの)にはかなり遠いですが、似合ってるし。
真田十勇士自体、江戸時代〜大正時代に作られた実在しない集団(十勇士の中には実在する人もいますが)と言われていますし、面白おかしく作られたフィックションなので、こんなのもありだと思います。
ぜひ娯楽ものとして楽しんでください。
1,2話は戦国アンソロジーからの再録です。
絵に癖があるのでそこの好き嫌いは分かれるかもしれませんが 読んでいくうちにキャラクターに愛着が湧く作品だと思います。 個人的に1巻しか読んでないのにこんなに キャラクターが好きになる作品は珍しいので。
そしてとにかく後読感がすっきり! 話自体は分かりやすく王道ですが 台詞や画面の魅せ方が気持ち良いですね。 画面も多少書き込みが多いのでそこの好みはありますが。 あと史実重視じゃないと許せないという人にも向いていません。 あくまでエンターテイメントとして楽しむ作品です。
続巻と、単行本発売予定のある「伊達人間」にも期待を込めて。
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