Q.一体なんでお買い得なのか教えて頂戴!
A.駄目だ
差別、偏見、強大な力による抑圧、貧富の差の拡大等キングの描く未来は一般庶民には決して暮らしやすいものではない。自分の体を賭けカネの為にゲームに参加する主人公もシニカルに現状を把握し、進むべき道はそれしかないと「ランニング・マン」のプレイヤーとして不可能なゴールを目指して突き進
む。
体制VS.アウトローの構図が見事に書かれ、テンポ良くストーリーが展開される。非力な一人の人間がどう体制に対して立ち向かうか?が見所のひとつだが、事実は小説より奇なりをあらわしているように、9・11で起きたた時にこの作品を真っ先に思い出した。現在の世界での反体制グループ(テロリスト)がテキストにでもしたかのようなこの小説を驚きと共に読んで欲しい。
今やカリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー主演作のベスト盤。85年のレッド・ソニアから94年のジュニアまで。全8作品21曲収録。作曲家も有名所だけ上げても(カッコ内はその作曲家の代表作)1~3「ターミネーター2」17「トゥルーライズ」ブラッド・フィーデル(ターミネーターシリーズ、トゥルーライズなど) 4~5「キンダガートン・コップ」ランディ・エデルマン(ベートーベンシリーズ、トリプルXなど)6~7「トータル・リコール」ジェリー・ゴールドスミス(猿の惑星、オーメンなど)12「レッド・ソニア」エンニオ・モリコーネ(夕陽のガンマン、ウエスタンなど)18「ジュニア」ジェームズ・ニュートン・ハワード(シックス・センス、コラテラルなど)などの作曲家の作品が収録されています。作風もターミネーター2とかのシンセオンリーの作品からトータル・リコールのオーケストラとシンセをうまく組み合わせたものからレッド・ソニアのバロック風の作品までいろいろな作風の作品がある。なかでもキンダガートン・コップやレッド・ソニアは個人的にこのアルバムを聴いて好きになった。シンセの曲もオケの代用のシンセではなくシンセの冷たい音を使用した新しい形の曲なので新しい(当時)音楽の形だと勉強になりました。けどこのCDには監督、出演・音楽の情報しか載っていない解説だったので、もっと具体的な音楽の解説や映画の解説が入っていたら最高なんですが入っていないので星4つです。
ターミネーターでシュワルネッガーを初めて観たときはとても新鮮だったが、彼を主人公にしたアクション映画が多く作られるようになると、時代設定とかストーリーは違っても、同じような印象しか残らない。
それを彼の揺るがない個性として評価するか、マンネリと評価するかは人によって違うだろう。
ただ、この頃から米国映画はSF的なアクション映画が増加し、それが洋画の不振を招いた原因になったと思う。
本作も楽しめない映画ではないけれども、またかという感想を持ってしまう作品の典型だ。
野をこえ山こえ谷こえて はるかな町までぼくたちの 激しい戦いの夢つないでる
全編戦いに次ぐ戦いです。 この作品、一体どれだけ上には上がいるんでしょうか? 敵にも味方にもボッコボコにされる主人公哀れ。 そして良い感じの新キャラ登場。
個人的にこの作品は、現代日本を舞台にした魔法バトルものとしては、 「彼女は戦争妖精」や「カンピオーネ!」と並んで、最も続きが気になる作品の一つです。 前述の2作品が楽しめた方には、まず問題なく楽しめると思いますので、お勧めします。
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