Godfatherのロバート・デュプリ、そしてI am Samでの演技も記憶に新しいショーン・ペンが主役だが、白人で、しかも警官という設定は無理矢理に黒人Gangとの摩擦を浮き彫りにしてしまった感がある。LA暴動前のLAの様子とGang好きな人は一見の価値はあるだろう。テーマ曲はIce Tの「Colors」で映画の世界観とマッチしいて良かった。
ドラマの背景がフッと思い浮かんでしまう・・・。 そんな内容です。 自分の好きなシーンの音楽が収録されていなかったような気がします。ですが、それさえもどうでもよくなるような満足のいくCDです。 このサントラだけでも天使が消えた街が大好きだった人にとっては自然と涙が溢れてくるでしょう。また、音楽自体がいい曲なので、ドラマを知らない人もBGMとして充分活躍してくれると思います。 買って損はありません。
カラーズのDVDということで購入しました。
物語は、ロサンゼルス市警察のストリートギャング特捜班「C.R.A.S.H.」に所属する二人の捜査員の活動や、ストリートギャング同士の争いを描いたものです。
基本的には「バディムービー」と言われる警察官コンビが活躍する筋が土台にありますが、単なるバディムービーではないのは実際の社会背景を基に作られており、またギャングの風習なども再現されている点ですね。
登場人物は皆、LAのストリートで命懸けで生きています。
ギャングは貧しさがあり、また他に生き方を知らない為に血で血を洗うストリートの世界に身を投じます。
主役となる二人の警察官は、街の安全を守るために暴力を厭わないギャングに立ち向かい、こちらはこちらで命懸けの任務に身を投じます。
ギャングは悪いことはしているが、同時に貧しく弱い立場の人たちが生きる為の手段ともなっています。
そのギャングに思い入れをすると警察官の横暴と言う側面が見られ、特にショーン・ペン演じる若き巡査・ダニーは暴走しがちなので尚更そう見えますが、彼らだって限られた予算の中から貰う給料で自分の命をかけているわけです。
善良な市民が泣くことが少しでもなくなるように。
弱い者同士が殺し合い、その殺し合いを取り締まる為に死を覚悟しなければならない警察官。
「こんな社会に誰がした」という気持ちが沸き起こります。
主役の二人のキャラクターはバディの王道で、熟練したボブと血気盛んな若いダニー。
ボブはギャングメンバーとも信頼関係を築こうとし、機会さえあれば彼らを更正させて善良な市民にしてやろうと思い毎日働いています。
一方でダニーは、「ギャングメンバーなんて片っ端から捕まえてやる」「奴らを叩きのめしてやる」という気持ちが先立ち、時に攻撃的な行為でギャングやギャングに憧れる若者を不当に傷つけます。
コテコテのキャラとは言えますが、この二人のキャラクターを通してLAの姿が浮かび上がってきます。
これは単なる警察映画や犯罪物語ではなく、ロサンゼルスのある側面をなるべくリアルに切り取ろうとした作品です。
今でもLAにはストリートギャングが沢山おり、ロス市警は刑事部や科捜研などを抱える特別任務局に「ギャング・麻薬対策部」を設置して捜査に当たっています。
ギャングと麻薬が一緒になっているのは、ギャング犯罪が麻薬犯罪と密接に繋がっているのが理由。
80年代とはまた異なる様相があるにしても、カラーズの世界は決して過去の物語ではありません。
そういった視点でこの映画を見ると、より興味深く見られるのではと思います。
久し振りに藤井フミヤの声を聴いてみて、改めて良い声だと思いました。 十何年ぶりだがライブに行ってみたいと思う。
久し振りに藤井フミヤの声を聴いてみて、改めて良い声だと思いました。 十何年ぶりだがライブに行ってみたいと思う。
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