動植物の生態や行動がどのように進化してきたのか、進化のメカニ ズムについて研究動向および今後の課題についてまとめている。 動物行動学や社会生物学と呼ばれる分野の書籍である。
序章と終章を除くと5章に内容が分けられている。 動物の行動が自然選択により進化することを示した導入部の第1章、 個体の適応を下げるような利他行動へなぜ進化したのかを扱った第 2章、雌雄の生殖(行動)の特性を進化の枠組みで読み解く第3章、 コミュニケーションの進化的メカニズムについて論じている第4章、 他種との相互作用から生じる共進化をまとめた第5章、トピックは 以上である。図表によりデータが随所に紹介され、またコラムの 挿入により、とても読みやすかった。
どのトピックでも理論モデルが提示され、それが検証にかけられて いく流れになっており、非常に興味深かった。特に、他の章の倍近 くページ数が割かれている第2章については、この手の本で取りあげ られることの多い内容であるが、非常にわかりやすく近年の研究内 容とその意義についてまとめられている。ハミルトンやメイナード・ スミスによって利他行動の理論的な枠組みが提示された後の、検証 を目的とした研究事例が豊富に紹介されている。後半の4章と5章は、 コミュニケーションや相互作用といった自然環境(地理・気性)の 要因よりも複雑な環境要因を土台としている分、前半部分よりも特 に研究課題となっていることが多いトピックであるようだ。ただ、 進化のダイナミクスを考える場合にもっとも魅力的な部分の1つで もあると思うので、まだみぬ今後の研究が気になるところである。
終章で長谷川寿一は、進化生物学が諸分野へ研究実績を派生してい るというよりも、現在では諸分野の結節点となっていることを指摘 し、「総合説が真に結実する時は近い」と力強く述べている。 この本を読むとそこまで述べた理由がわかるだろう。
成功には、法則があるのですね!驚きました。この本は、全て漫画なので非常に読みやすいです。この本に出会えて、自信と勇気をもらった気がします。人生を変えた一冊。
本公演を生で観た時は、話も話だけに全部は理解出来ていなかったが、DVDで改めて鑑賞するとなかなか 良く出来ているし見応えがある作品。 いつも5人でドタバタやってたのを思えば、アンサンブルがいる事で作品としては画になっている感じはした。
ただ、なんだろう・・・妙な淋しさ、物足りなさを感じた。
イナダ組に出てた頃や、初期のナックスの作品に比べるとメンバーそれぞれに経験を積み当然の如くレベルアップ している事は事実で面白いハズだったのにな。
副音声で「削るのはどうしても”笑い”の部分になっちゃう」と言っていたが削りすぎても面白くなくなるんじゃ? ナックスの持ち味でもある”笑い”はファンが期待している大事な部分だし、そこを無くさないで欲しいかな。 特典映像で観た、4人(音尾・森崎・大泉・安田)で月見酒している所に、信長(戸次)が夜ふかしをたしなめに来ると いうシーンは良かった。
あれを知った上で本番を観るとやはり物足りなく消化不良なのだ。 俳優陣には好評だったらしいが演出陣の意見でアウトになったとか・・・。 う〜ん、やっぱり5人で喧々囂々意見交換していた頃の作品が好きなのはここなのかな。
突然のケンタウロスの集団での乱入も苦笑だったし、あれは正直笑えなかった自分。 アンサンブルがいて迫力も出たしいい所もあったとは思うけど、個人的にはあまり必要性を感じず。 加えて、光秀妻も家康妻もメンバーが演じていたらもっと面白かった。 まぁそれだと今までと同じだし、メンバーも歳で大変だからもう無理なのかも(笑)
それでも5人だけで作るあの雰囲気、もう一度復活させて欲しい。
あ、補足。 特典のボウリング。超つまんない! だんだん手抜いてませんか? 次回もこんなんだったら怒りますよ〜
この作品はホラーと言うより
人間の感情の本質を表現した作品だと感じます。
愛する人が目の前に現れるが本物じゃ無い。
抱き締めずにはいられないけれど抱き締めてはいけない。
そんな心の葛藤が絶妙に繰り広げられている。
和田聰宏と真木よう子の“普通の”人間的な行動と、
脇を固める成海璃子の純朴で悲し気な表情、
武重勉の寡黙ながら秘めているものの大きさ、
安田顕の冷静と恐怖の影…。
見終わった後の限り無い切なさは、
ホラーの域を超えるものがあります。
この作品は、後を引きます。
普段日本語読みをしている
化合物名を英語でどのようで発音をするのか、
第一線で活躍している学者が
英語でどのようなプレゼンをしているのか
知ることができます。
2枚組のCDには、すべての内容が収録されており
ノーベル賞授賞者の講演も入っています。
このような教材は他に見たことがなく
すばらしい本だと思います。
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