北野映画では一番好きな映画。あのメロディを耳にすると映画の冒頭シーンのだだっ広いLAの道路が浮かび上がってくる。大東亜戦争を彷彿させる脚本内容も最高。って映画の話はおいといて、音楽も最高だし、映画としても最高。ニヒルなやくざの生き様、日本が連合軍に負けたって事実を掛けているために落ちが読めてる皮肉な結末。そんな雰囲気を味わいたい人にはお勧めです。
ちまたではビヨンドが公開されてますが… それにちなんでテレビ放映されたと思いますが 見てると、不愉快さとカッコ良さが矛盾しながら合い混ざって みんな魅力的に見えるから不思議です。 画像だけでなく、内面も知りたくて今更購入しちゃいました。 出演者や監督、スタッフの思い入れが伺えるのはモチロン、 北野監督フィルモグラフィー「アウトレイジ」への軌跡と題して 簡単に過去作の特集もされていたので嬉しかったです。
この本は幼い頃に病気で父を亡くした、3兄弟と母親の物語。
長男・達也は、真面目な性格で少し頑固だけど桜井家の大黒柱です。次男・陸は、毎日合コンばっかり行っていて女好き。しかし、必死な兄を見て変わります。三男・純平は、家事もちゃんとするいい子。末っ子なので甘く見られているのが私的にかわいそうです。
いつもいつも喧嘩ばっかりしている3兄弟だけど、どことなく愛が詰まっていて、感動してしまいます。やる時はちゃんとやる!!兄弟愛。そして、家族愛がたっぷりです。家族の大切さ、本当の愛しさがあなたにはわかりますか?
最初からどんどんと引き込まれていってしまう。「この後どうなってしまうのか」という緊張感とハラハラ感がこの映画の最後まで続く。ヤクザ映画とうのは,好んで見てはいないが,この映画にはその世界の厳しさと人間の深い感情というものが伝わる。
結局,この映画で伝えたかったことというのは,人間同士の深い愛情というものなのだろうと考える。つまり,この映画のタイトルの「ブラザー」は山本という主人公と弟との兄弟愛だけではなく,山本とデニーとの友情も含まれているのだろう。そして,後者の方が圧倒的に存在感があったのではなかったのだろうか。その根拠として,この映画の中で山本は弟よりも先にデニーに出会い,そして弟よりも後にデニーと別れている。
そして,不思議なのは山本とデニーはなぜ,最後にマフィアのボスを殺さなかったのかということだ。殺すとまた復讐されるからだろうか。だから,山本はデニーを死んだと見せかけて,ボスを逃がし,自らの死をもって,この戦争を終わらせたということなのだろうか。素人にはなかなかわかりずらい結末であった。しかし,映画全体の完成度は非常に高いと感じられた。
全体としては女性ものが多い1枚で、ファンタジー系や哀愁系好きにはたまらないでしょう。特に、2曲目はサイコーですよ。
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