1985年新生ブルーノート誕生記念として2月22日に行われたコンサートを収録したもので、当時は4枚のアルバムと2本のVHSテープが発売されたが、これは、そのVHSに4曲追加され、全14曲120分楽しめるというお得なDVDです。登場するアーチストは、黄金時代に活躍した、アート・ブレイキー、フレディ・ハバード、ジミー・スミス(先日惜しくも亡くなってしまいましたね)、ハービー・ハンコック始め、スタンリー・ジョーダンなどの若いアーチストまで総勢28名が有名曲をこれでもかという位披露してくれます。トリは、セシル・テイラーのソロ・ピアノによる「ポントス・カンタドス」で締めくくりますが、この演奏はセシル・テイラーらしく、凄い演奏です。彼の映像は、他では殆ど見られないので、貴重です。ジャズファンなら必携です。
ブレイキーの声。冒頭「靴を脱いだっていいよ、リラックスして聴いてってくれ」というドスの効いたMCが60年前のリアルな臨場感。ブラウニーは前編の方が音も多くちょっと飛ばしてる気がするが、後編も他のトランペッターのグッド・デイの100倍凄いと思う。この日のライヴはプレイヤー全員が真に神がかり的だ。フロントがユニゾンの時の音の厚みを聴くと毎回なぜかじーんと来て泣きそうになってしまう程。ブレーイキーもノリ、サウンド、フレーズの三拍子揃ったな壮絶な演奏でこの道の王者の存在感を示す。本作の凄みは全員が高揚感が下がらないまま一直線に飛ばしていくスリル、そして誰もがここでの音楽に貢献しようと必死なことだろう。無論、客席を含めて、だ。文化ですねえ、まさにその真っ只中の生成中の現場を見事に捕らえた奇跡的な録音だ。願わくばバラでなく、日本盤で少し前にでたVOL.1,2二枚組みの体裁で出して欲しかった。
まるでサイコロを転がすようなピアノ,その周りをスモーキーなサックスが漂い ハイアルコールなペットが喉を刺す。 頭の中のリズムは留まることをしらない。 jazz messenger の口々に吐き出す MOANIN' に誰も耳をそむけることは出来ない。
1985年新生ブルーノート誕生記念として2月22日に行われたコンサートを収録したもので、当時は4枚のアルバムと2本のVHSテープが発売されたが、これは、そのVHSに4曲追加され、全14曲120分楽しめるというお得なDVDです。登場するアーチストは、黄金時代に活躍した、アート・ブレイキー、フレディ・ハバード、ジミー・スミス(先日惜しくも亡くなってしまいましたね)、ハービー・ハンコック始め、スタンリー・ジョーダンなどの若いアーチストまで総勢28名が有名曲をこれでもかという位披露してくれます。トリは、セシル・テイラーのソロ・ピアノによる「ポントス・カンタドス」で締めくくりますが、この演奏はセシル・テイラーらしく、凄い演奏です。彼の映像は、他では殆ど見られないので、貴重です。ジャズファンなら必携です。
アムステルダムで謎の落下死を遂げたチェット最晩年のライブ。エルビスコステロとのSending the cloudsなどの曲もギグっており、必見の一枚です。
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