上巻からの続き。
大鍋に未完成な妖怪をグツグツやって生き返らせる絵が出たとき、
ナウシカのアノ有名なセリフが出るんじゃないかと思ったら、やっぱり・・・!
そして、なぜか合間に挟まれている「ばばあのいろんな表情」etc.のページが何度見ても笑えました。
画太郎先生の作品は漫画であり、芸術でもあるように思います。
巨大キャンバスに油絵でババアの怒り狂った絵とか描いて、そのわけのわからん情熱をぶつけてみてほしいと切に願います。
どの作品もほぼ原作に忠実でした。監督さんの画太郎作品に対する愛を感じましたね。おいおい頭大丈夫かよっ?という気がしないでもないですが…。
わたしは温水さんの演じるハデヘンが特に気に入りましたね。温水さんはハマり役でした。 ルックス的にハデヘンの役は、温水さんしかありえなかったのではないでしょうか。
温水さんの歌うハデヘンのロックの歌が、これまた原作に忠実すぎて、ぶっ飛びましたね。
まさかあの歌詞が音楽として聞くことができるようになるなんて!
ギブミーチョコ!ギブミーガム!おいでよおいでよ兵隊さん!日本あげるお返しにー!
すごすぎです。画太郎先生も感無量だったのではないでしょうか。
『地獄甲子園』『世にも奇妙な漫☆画太郎』に続いて、20周年の記念に相応しいラインナップで、画太郎フリークの人にも満足いく出来ではないかと思いますよ。
内容も結構原作に忠実に作られておりますし。
ま、もうちょっと迫力が欲しいところではありますが・・・。
当初予定していた初回豪華盤が『地獄甲子園』だけで打ち切りになってしまったところも画太郎作品っぽいですしね。
まさに外道!!
自主映画界最強の刺客、山口雄大の監督デビュー作である。 これまでにも「VERSUS」の脚本などのメジャー仕事は あったが、山口監督の感覚が100%反映しているとは 言いがたいデキであった。が、この作品に関してはアクション、 ギャグなど最後の最後まで山口雄大のエッセンスが満載された、 かなりの水準に到達していると断言する。 とはいえ、不満がないワケでは無い。 漫☆画太郎の原作でも多用されたテクニックや オフビート感覚溢れるスピード感、ドライブ感を 大傑作「手鼻三吉」の山口監督がどう視覚化するか、 というのが最大の関心であったワケだが、その点で 後半の展開にやや息切れが見られるのと、肝心の 野球を題材にしたテーマ性が希薄になっている部分だ。 とはいえ、邦画における新しい才能の発現に対し 非常に喜ばしいかぎりである。次回作には更に期待する。
付録(?)のミトコンに惹かれて購入。 スクエアで掲載し、ボロボロになって短い生涯を終えたミトコン。僅か1巻……。最終的なオチも、おなじみの階段に足滑らせてトラックに引かれるという画太郎ワールド。 そんなミトコンが規制のゆるいバンチで復活。 あんなかわいい子たちがアナル・脱糞なんでもありの画太郎の餌食に!?……期待するしかないでしょう。
限定版のミトコンはあくまで序章ですが、あんなことやこんなことを期待し胸膨らませて、値が吊り上がってるのお構いなしで買うべきです。
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