いよいよ盛り上がりをみせる物語。完結編である王の帰還へと向けてアラゴルンが大活躍してくれます。そしてこの物語の主人公はフロドではなくアラゴルンであることを私達は知るのだ。第3作王の帰還のメインビジュアルが先ごろ発表されましたがそこには威風堂々と凱旋する人の王であるアラゴルンの勇姿があるのだった。
DVD版SEEの質の高さを知っている方は、今回のBD-BOX化が何故コレクターズエディションのみなのか理解しがたいと思います。
本編・特典映像共に圧倒的なボリュームが詰まったSEE版は、原作の「指輪物語」ファンにとっても非常に満足のいく丁寧な出来になっており、文句の付けようも無いですが、劇場公開版であるCEも通常の映画と比べればかなりの長時間作品である為、レンタルDVD等でしか触れる事が無かったライトユーザーがBDとして手元に置きたいと考える分には十分な商品だと思います。
ただDVD版SEEを持っている方はBD版SEEという選択肢が与えられなかった事は納得できないと思いますね。今回私もそれを理解の上で購入しましたが、やはり納得出来ない点が多いです。
特典映像は付いていますが、旧CEと全く同じ物が「DVD」で付属、動画はVC1収録でMP4では無く、高画質ではあるもののフィルムっぽい感じと言うか高精彩とは呼べないレベルであり、BD全体では中の上といった印象を受けました。
唯一買って良かったと思えたのは音質ですね。dts-HD6.1chで収録されており、戦闘シーンなどの迫力はDVDの比ではありません。
DVD版を買っていない方、画質や音質重視で中身はCEレベルで構わないと言う方以外にとっては特にお勧めはしません。BOXはホログラム処理されておりかなり綺麗なので、単巻購入するよりはお勧めできるとしか言えませんね。
とにかく映像が美しい! 音楽も素晴らしい! そして私はマンブルのキャラクターが大好きでたまりません。 逆境にもぐれることなく、まっすぐで勇敢で、我慢強く、どこか能天気(笑)。 そこが彼の最高の魅力だと思います。
大人にはヘビー過ぎか?と思える後半も、人間の傲慢への自戒を込めた演出だと、私は素直に見られました。 はじめは本当に「この物語はどこへ行くんだ!?」と呆然としましたが、結果的には面白かったし、考えさせられたし、まっすぐにそのメッセージを受け止めようと思いました。
子供が成長したら、是非もう一度見せたいと思う映画です。 今は「ペンギンちゃん可愛い!」ではしゃいでいますが、きっとまったく違う感慨を持って見る日が来るでしょう。 それもまた楽しみな作品です。
最後に、この日本語吹き替えは最高でした! マンブル役の手越君は、予想を裏切ってとてもキャラクターに合っていて良かったです。 またベビー・マンブルの子役が異常に上手い!と思って見ていたら、加藤清史郎君だと後で知って深く納得! あまり大きく取り上げられていないのは、まだ無名時代だったからなのですね。
ファンの方は一見の価値ありです!
惑星衝突で人間がやたらに死にます。それが見せ場にもなっている。不謹慎ですが興奮もします。同時期の大ヒットムービー「アルマゲドン」よりも細かい人物描写で好感も持てます。今や誰も覚えていない「ピースメイカー」の監督ミミ・レーダーにしては上出来ではないかとおもいます。
アメリカで早くも王の帰還のVHSが発売されました。 The Lord of the Rings3部作の最後です。 これを見ている人は大体あらすじはご存知だと思うので省略させていただきます。 日本での発売は8月ですので、大分早く家で観賞できます。 1本では収まらなかったらしく、2本組みです。 DVDはリージョンコードの問題がありますが、VHSなので大丈夫です。 エンドロールの後に、3部作を通してのあらすじのようなものがオマケでついています。 それには見たことのない映像もありましたので、SEEに収録されるものだと思います。 もちろん字幕はないですが、映画館で見たことのある人は大丈夫でしょう。 値段も安いし、買って損は絶対ないと思います。 本当に素晴らしい映画です!!
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