第一作目呪われた海賊は確かにジャックというキャラクターが際立っており、
多少ごたついてはいたが、比較的わかりやすい作りになっていて痛快な作品だった。
二作目のデッドマンズ・チェストの続きというべき本作は、キャラクターが増え、
それぞれの思惑や行動目的を把握していないと置いていかれる感があり、とっつきにくく
なっている。ジャックの活躍が少ない点を指摘する人もいるだろう。
前二作品に比べ冒険要素が少なくなり、海賊と東インド会社の対立に焦点が当たってしまった為、
ワクワク感は確かにない。親子愛、恋人への愛憎、永遠への憧れなどの心理描写が
切なく展開されていく。だが戦闘シーンやソードファイトなどは前作同様の迫力があり
充分見ごたえがあった。特にウィルとエリザベスが供に戦うシーン、バルボッサの活躍や
ジャックとディヴィー・ジョンーズのマスト上のファイトシーンや、ラストの大渦の
戦闘から決着までの流れなどは素晴らしかったと思う。前二作とも観ていてこの作品に
がっかりした人はレンタルでもう一度観てみるといい。
何度か観て場面の意味や、つながりがわかってくると俄然面白くなってくる。
細かな台詞回しや内輪ネタなどが楽しく、脚本家のこだわりが伝わってくる。
さて、初回限定のこのセット、
コンセプトアートやアクセサリー、特典ディスク追加で高いとみるかどうかは購入しないと
わからない。私としては洋書やアクセサリーは要らないので3枚組だけで販売して欲しかった
というのが正直な気持ちである。
ディズニーの映画らしく、ファンタジックな冒険が十分に楽しめます。 ただ、ストーリーでは、前作との繋がりの説明がないのですので、記憶のあるうちに次の作品を見ないと「えっと、これなんのことだっけ?」となります。 『デッドマンズ・チェスト』では、さまよれる幽霊船(フライング・ダッチマン)が登場するのですが、船長のデイビット・ジョーンズと船員たちの様相が凄かったです。 気持ち悪いんだけど、惹きつけられてしまうという感じでした。 デザインをした方は、大変な人だと思います。髭がタコの足になってるんですから、たまげます。 憶えているうちに次を見なきゃ。
今回の映画を見てから、オリジナル・サウンドトラックを購入して、改めて聞いてみますと映画のシーンが蘇ってくるのと音楽のテンポのよさで2度美味しいといった感じです。
また、スペシャルバージョンも含まれていたのが以外でした。(笑)
折り目もなく
とても良い状態でした!
とても満足しています(^0^)
ありがとうございました♪
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