PC‐9801ゲームリバイバルコレクション (Kadokawa Game Collection)
~パラケラススの魔剣をプレイするために購入。現在、割と手に入りにくいタイトルなので素直に嬉しい(ちなみに98実機も所持)。で、家にもどり早速インストール。プレイ開始。だがおかしい。表示されるべき文字が表示されていない部分がある。キャラメイク時の「はい・いいえ」に始まり、フィールド画面でのレベル表示など有るべきものがものの見事にかけ落ちて~~いる。「んっ?」と思い雑誌を開くと、なんと雑誌に載っている写真も同じ状態。ということはコンプティークの方々はこの状況を知っていて黙殺したのか・・・と暗澹たる思いにかられる。その上修正パッチの公開などもない放置プレイ状態には正直ムッとした。同じような雑誌であるMSXマガジン永久保存版2がキチンと不具合を修正するプログラムを配っているのと~~は正に対照的である。また収録されているゲームも悪くはない(むしろ結構いいチョイスだとは思う)がグループSNE関係ばかりで客を選ぶラインナップだと思う。とりあえず無料で配布されているメタ女や本元のシステムソフトがアレンジ版を出している大戦略IVは入れる必要なかったと思うし、98一般ゲーの雄日本ファルコムのゲームが入ってないのは割と痛いとも思~~う。ただそれでも当時の雰囲気を味わいたい向きやレトロゲームスキーには魅力的な一冊だと思う・・・プレミア価格を出してまで買うものでは無いと思うが(現に長崎のPCショップに2~3冊置いてあったのを見たし、また僕自身2005年1月十日に秋葉原で売れ残っていたものを定価で購入した・・・あるところにはあるのだ)。定価分の価値は十分に有ると思う。~~個人的には伊藤岳彦老師のファンであったので『宇宙英雄物語』なイラストが結構笑えてよかった。~
ラプラスの魔 (角川文庫―スニーカー文庫)
『ラプラスの魔』です。タイトル名は物理学用語で、未来の不確定要素を予測することができるという存在を魔にたとえた概念のことですが、本作は「ゴーストハンター」ホラーということになります。
20世紀前半のアメリカ・マサチューセッツが舞台です。その時代のその場所、しかもホラーというと、大抵はクトゥルー神話が思い浮かぶわけですが……
美女キャラクターをはじめとして様々な個性的キャラも登場しますし、全体に漂うどんよりとしたホラーの雰囲気、次々に起きる事件、アクション的な場面の臨場感など、面白い作品になっています。
コンピューターゲームのノベライズということで、言われてみれば確かにロープレっぽい動きかなとも思いますが、気にしなければ気にならず、小説として楽しめます。
ラストシーンの文章が決まっていて、印象的でした。
ラプラスの魔
こんな人にお勧め。
●ホラー、ファンタジーやSFが好き。●海外で頑張っている日本人が好き。●弘司さんのイラストが好き。●広大なマップが苦手。
敵を倒して鍛えるより、任意のイベントをクリアしてレベルとスキルをあげ、通常戦闘を会話や逃走で回避すればサクサク進める。不満なのは、解決する順番を間違えると処理されなくなるイベントがある点。セーブが複数できないため、場合によっては最初からやり直さなければならず、理不尽な気分を味わう。目つきの悪い魔法使いにハマッた私は好きなゲームなのだけど……。
ラプラスの魔 【PCエンジン】
イベントはフルボイス、オープニングナレーションは
故 天本英世氏。
あえて無音の中に響き渡る自分たちの足音は屋敷の中ではカツカツ、
水の上ではピチャピチャと臨場感を高め、エンカウント時に突然かかるBGMが恐怖を煽るホラーRPGならではの演出は見事です。
ラプラスの魔―ゴーストハンター (角川スニーカー文庫)
同名ゲームの小説版。
クトゥルフ神話も取り入れた本格ホラー小説第一弾。
ストーリーの流れとしてはぜんぜん軽くありません。
どこか謎めいた日本人の主人公が魅力的なシリーズです。