ドクター・モローの島 [DVD]
30年前に大阪松竹座で鑑賞したときは結構Shockingな作品だったんだけど、今観ると全く大した事ないですね。それだけ時代が変わったって事でしょうか?
この作品の売りはReview Titleにもあるように二種類のEndingがあることです。どっちが良いかは鑑賞者にもよるでしょうが、私的には劇場公開用の方がGoodです。このDVD版じゃ★をもう一個減らしてもいいかなぁと思っちゃいます。
それと獣人たちが本物の獣に襲われるSceneも中々見応えありますね。5分ほどで終わっちゃいますが。
バート・ランカスターは名優ですが、最後に吊るされるSceneを観た時は『何でこんな役、引き受けたんだろう』って当時は思いました。
それまでの名声が消し飛んでしまいかねない、そんなSceneでしたし、もうこの人も終わりかなとも思いましたが、その後「合衆国最後の日」で完全復活していたので安心した記憶があります。
獣人たちのメイクは「猿の惑星」と比べるとちょっと陳腐かな。でも制作された1977年当時としては良く出来たメーキャップなんだと思います。リチャード・ベースハートなんて、なんとなく可愛らしいですからねぇ。
Dr.モローのリッチな生活G 2巻 (GUM COMICS)
作者の日常で起きたことを漫画で描いたモノで、
人のブログなどで日記を読むのが好きな人には
オススメです。
特に、漫画家さんなので周りにいる人が
特徴的な人が多く、大笑いではないけど
クスッと笑えるのが、この本の醍醐味ですね。
絵柄は、特徴ありますが、コミケに行っている人には
おなじみの絵柄で、柔らかいタッチで和みます。
本巻では、2008年から2010年分が収録されています。
ぼくを葬る [DVD]
なんて美しいラストシーンなんだろう。
突然、余命3ヶ月と宣告されたフォトグラファーのロマンが、
その命を終えるまでを綴ったこの作品、
「死」をテーマにした作品なのに、感傷にひたることなく、
観終わった後は爽やかであたたかな気分に包まれる。
これもひとえにこの美しすぎるラストシーンのおかげでは。
もし、「最も美しいラストシーン」を選ぶランキングがあったなら、
私の中で間違いなくベスト1に輝きますね。
ちなみにこの作品は「死」についての3部作の第2作目(自分の死を描いた)
1作目は最愛の人の死を描いた「まぼろし」
3作目では子どもの死を描くそうです。
ドクター・モローの島 [DVD]
わかりやすい風刺で良い。細胞・遺伝学が行き過ぎるとこうなるのでは、という世界を監督並みの考えで表現した感が強い。アクションも凝っていて◎。スタントがいたとはいえ、CGのレベルがまだまだ低い1970年代に、どうやって本物のトラやヒョウと戦ったのだろう。あのシーンだけはどうみても、合成には見えないのだ。
ちなみに、70年代の作品に優れた特殊メイクやカメラワークを求めてはいけない。
その点さえ了解していれば、かなり楽しい作品。