岩崎宏美 「シェルブールの雨傘」
![]() 歌姫~BEST女性ヴォーカリスト~ |
徳永英明が火を付けたと言われているカヴァー・ブーム。ここ数年、徳永の他にも岩崎宏美、布施明、杏里、高橋真梨子、中森明菜など実力派シンガー達が頻繁にカヴァー・アルバムを発表しているが、この「歌姫〜BEST女性ヴォーカリスト」には、そこで取り上げられる確率が高い名曲のオリジナル(モトウタ)がほとんど入っている。“総集編”というキャッチコピーの通り、1曲も無駄がないのが凄い。 |
![]() クライマックス 80’s YELLOW |
80年代(と70年代の終わり頃)の曲を集めたコンピレーション・アルバム。
全体的な印象としては、新規性に欠けるように思う。ここ数年、CDが売れないと言われ続け、こういった種類のコンピレーション・アルバムや、カバーアルバムが幾つも出されているが、このアルバムもその中の一つに過ぎないように思う。もちろん、収録曲はどれも有名な曲ではあるが、逆に言うと他のアルバムで十分に入手可能なものばかりが並んでいる。もっというなら、ある意味、お決まりの曲が大半を占めているとも言える。その中で、このアルバムならではの色ないしは、存在意義は何なのか、がどうにも見出せない。同時発売のCDとの重複曲は無いといくら言ったとしても、既に発売されている同種のコンセプトのコンピレーション・アルバムと大半が重複しているのだから、そんな狭い範囲のことを言っても何の意味がない。聞く側からすれば、どのレーベルから出ているかが重要なのではなく、聞きたい曲があるか、聞きたい歌手が入っているかの方がはるかに重要だ。安易な企画ものばかりでなく、もっと違った形のアプローチの仕方を考えた方が良いと思う。 |
![]() GOLDEN☆BEST |
唯一の不満点は曲順。 こういうのは単純に発売順に収録すべきです。 編者の意図が見えてはいけません。 |
![]() 30th Anniversary Live Special Happiness [DVD] |
今までこれだけの迫力のサウンドライブがあっただろうか?ライブと言うよりミュージカルとでも言える様な内容である。元々音域の広い彼女であるがミュージカルをやることにより更に音域が増し歌唱力も数段upした。本編では最新シングルただ・愛のためだけも披露されたこの楽曲は以前より中島みゆきさんに依頼していたものである。丁度30周年に間に合った。本編では持ち歌の他にスター誕生の先輩山口百恵の秋桜や坂本九の見上げてごらん夜の星、スター誕生のオーディションで歌った小坂明子のあなたなども披露された。このDVDで特に進めたいのがMCである。彼女のMCはなかなか聞けないので貴重である。ミュージカルで彼女と親交の深い本田美奈子さんが亡くなった彼女が中心となり追討コンサートを計画している。一ファンとしてその成功を祈りたい。 |
![]() 岩崎宏美 LIVE 2009~Thanks [DVD] |
流石に、若い時から、ずっと、日本を代表する歌い手「岩崎宏美」と思わせてくれる作品である。 時々昔のヒット曲の歌詞を間違えたりして、茶目っ気も覗かせたり、2001年に声帯ポリープを手術した為、2部になると声帯の疲れからか、元来の透き通った声の1部より、少し高音が濁ったりするが、音は決して狂わないし、その歌唱力は素晴らしい。沢山の若い世代の人にも是非観て聴いて欲しい。日本の本物の歌とは何か、歌唱力とは、歌い手とは、どうあるべきなのか、そんな疑問に見事に応えてくれる、それが「岩崎宏美」だ。故に、若い(幼い)歌手の人達にも観て聴いて、そしてお手本にして欲しいのである。 個性と称して日本語が乱れまくり、悪戯に複雑化したメロディーライン、そんな楽曲をそんな歌い方で表現する位なら英語で歌えば?と言いたくなる位、今のJ-POPには親しみの湧かない格世代化した歌や歌い手の多い事。だから日本のテレビから冠歌番組が消えて行くし、高齢化社会に合わせ仕方なく昔の歌ばかりVTRで流す事になる。今の時代の新しい歌謡曲、流行歌、大衆歌が殆どないのだ。 「岩崎宏美」はデビューから今年で35周年。今も変わらず、正しく綺麗な日本語を絶対音感に乗せ、心の琴線に届ける事の出来る正統派の日本を代表する歌い手の1番手だ。このDVDを観て聴いて改めてそう感じさせられた。岩崎宏美と同じ年齢の私は、24才の時にコンサートで生で聴いてレコードより上手い、その歌唱力に感動したのが昨日のようだ。是非また熊本にもコンサートに来て欲しい。そして、あのオフマイク、アカペラの「月見草」が聴きたい。最後に岩崎宏美へひと言。随分ダイエットされたようだが、あと一歩。いや二歩かな。(笑) |
![]() みんなのうた「笑顔」 DVDシングル |
映像クオリティ、演出などは申し分無く作品自体の評価は星5つですが、DVDシングルとして見た場合評価が分かれるところだと思います。
映像別の3バージョンやメイキングが収録されているものの、何れも楽曲に一切変化が無く、全体として変化に乏しいという点で、カラオケバージョンなどを期待している方は消化不良も否めません。 さらに言えば、『ノーカット完全版』『DVDオリジナル版』などといった高望みは厳禁です。あくまでオンエアー版にメイキングを加えたお手頃価格DVDという位置付けが正しいのではないかと考えます。 |
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