星虫年代記 2 鵺姫真話/鵺姫序翔/鵺姫異聞 (朝日ノベルズ) |
岩本隆雄さんの名作SF「星虫」の世界で生まれた作品「鵺姫真話」「鵺姫異聞」を一冊にまとめた作品集。古い作品なので、科学技術の進化に合わせて若干の改訂はしていますが、本筋は変わっていません。
学生時代に読んだ「星虫」は好きな作品で、その世界がこうやってまとめて読めるのは嬉しい限りです。まぁ、著者の岩本隆雄さんが一冊書くごとに何年もお休みしていたのでまとめて読む機会が無かっただけとも言えますが。 「星虫」シリーズ全体に言えることは、「人が一生懸命にまっすぐに生きる」姿を気持ちよく描いていること。鵺姫の2編は、時間旅行の要素が入ってきていますが、それぞれの登場人物が、それぞれの気持ちを大事にその時を過ごしている物語は本当に心地よく感じます。 うーん、やっぱり連作で学生時代に読みたかったなぁ。 |
ごくせん 2002 DVD-BOX |
潤くんの演じる沢田慎は原作本の慎そのままです。クールで、でも友達思いで優しくて、カッコイイ。ヤンクミを信じ、そして想っている。どの回を見ても感動します。最高です。 |
天地を喰らう2 赤壁の戦い |
このゲームはファイナルファイト系の横スクロールアクションです。
ファイナルファイト系が好きならば間違いなくお勧めのゲームです。 内容は三国志をもとにした漫画に基づいています。 しかし、三国志も漫画も知らなくても、全く問題ありません。 ゲームバランスが絶妙なため、何度遊んでも楽しいです。 ノーコンティニューでクリアしてだいたい1時間ぐらいのボリュームです。 |
C級さらりーまん講座周章狼狽 (ビッグコミックススペシャル) |
何人かの特定キャラクターが織り成す社内のエピソード。
夜中に一人読んでると隣人に怪しまれるのではないかと感じるくらい 大笑いする四コマがある。 一気に読むと感情が麻痺、痙攣しており後半の四コマは腹がひくひくするだけになる。 社長像、部長像、課長、係長、ヒラの特徴をある程度固定化し訪問先や 社内の人物に触れた時の明らかに一般社会ではありそうにない状況なのに そこを突くのかー! と視角の違いに感激する。 例えば、美女受付二人とそうでもない受付一人がいる大手企業の受付の前に立ち どうしようか迷う営業マン。 受付でのトラップだと考えてしまうのが、営業心理を突いていて面白いし参考にもなる。 楽しいよ。 |
無責任艦長タイラー DVD-BOXI~素敵に無敵! 出世の花道~ |
艦長のいいかげんさ。
本当にいやされます。 ジャスティー・ウエキ・タイラー 植木等の名前にちなんでします |
赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選 (新潮文庫) |
前から池波正太郎が愛読書です!私もあの時代にすんでいたら、良かったなあとついつい引き込まれてしまいます。ぜひ!読んでみてください!
あの時代に息づく武家や商人、台所から、町の風景まで目に見えるようですよ。 曲げを結って下駄を履いて一緒にお話の中に参加してください。 |
ホラーエクスタシー 2 (ダイヤモンドコミックス) |
前作はヴァンパイヤ特集、今回は童話特集となり、ぶんか社の月刊誌「まんがグリム童話」と同様のコンセプトになってしまいました。作家も昔の同誌や「ホラーM」の懐かしい名前が見受けられます。
前作から引き続き登場の御茶漬海苔さん、犬木加奈子さん、千之ナイフさん、ペルソナさん、坐麿屋ミロさん、たみさん、昇龍亭圓楽さんそして4コマ漫画の佐藤さくらさんに今回は稲垣みさおさん、松川郁さん、そして奇想漫画家の駕籠真太郎さん、新鋭の徳山明人さんを加えた陣営です。 ネームバリューの有る作家さん達の作品が有る程度予想された内容が多かったのに比べ、たみさんの「薬用人魚姫」が借金で首が廻らなくなったホスト達を餌とし、政財界VIP向けの長命食材として養殖されている人魚の設定と柔らか味の有るキャラクターデザイン等含めて良く出来ており気に入りました。 お目当ての問題作家駕籠真太郎さん作品はグリム童話「小人の靴屋」の翻案物で、小人のマシンの様な邪悪振りよりも女たらしで怠惰な靴屋がシリアルキラーと化していく様の方が怖い佳品でした。 連続掲載陣では千之ナイフさんと佐藤さくらさんは設定を継続していますが、後は完全に書き下ろしです。 前巻より、エロティックさと恐怖の融合度は下がって来た気が致します。今後の方向性に期待です。 |
KILLING FIELD限定 |
ミクスチャーらしさを引き出す面とそうでない面を併せ持つ1枚。 遊び心全開かと思いきや、そうでない一面を垣間見せてくる感じ。 またDragonAshのkjとのコラボレーションのEpisodeもある。(ボクにはあんまりよくなかったんだけど) 早い話当時のSBKらしさがこの1枚に全部詰まってる感じ。 Tokio LV以上のグルーブ感を出したYou are godがこのAlbumの中では一押し。 高音低音の2MCの特性をフルに活かしたグルーブ感は他では真似出来ないものって実感がわくと思われる。 |
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」全曲 |
文句をつけるところは皆無です。ただただカラヤンの力に頭が下がります。もう黙って聴くしかないでしょう。そんな気持ちにさせる超名盤です。前回のカラスよりもフレーニのほうがはるかに蝶々さんにぴったり、というか、フレーニ以上の蝶々さんはいません。フレーニは蝶々さんの少女らしいかわいらしさ、ひたすらピンカートンを想う一途で純粋、健気さが完璧に近いほど表現されています。また、ウィーン・フィルと切ないほどの美しい演奏と、録音会場のゾフィエンザールの弾力のある残響がさらに美しいです。 |
天地を喰らうII 諸葛孔明伝 |
システムや内容は他のレビュアーさんに任せます。
音楽について。 本当にすごい。いやマジで。 戦闘音楽1,2,3、4全て完璧。 特に2と3と4。 2は昔出てきたボスが雑魚敵として出てきたときの音楽。 たまに超強い敵が出てきてタコ殴りにされるのですが、それも良い思い出。 前半と後半パートに主に別れていて、後半の上がり下がりがもう堪らない。 3は普通のボス戦の曲なのですが、ファミコンでよくここまで奏でられます(現在リスニング中)。 ボス戦の緊迫感を完璧に再現しています。 単純な音階なのですが、ドラム音が効果的。子供心に聞き惚れました。 げきめんのけい、せいこう! 全然敵にダメージ与えられないし。 4は曹操や司馬イ戦の時にしか出てこない曲。 本当に少ないのでこの曲が出てくるときはかなり焦りました。 これも下に流れるメロディが。。。 繰り返しになる部分のまとめ方が秀逸。 そして忘れてはならないのが後期のフィールド音楽。 上旋律と下旋律の掛け合いはファミコン音楽で1,2位を争う名曲(自分の中で)。 この曲が聴きたくてファミコンを引っ張り出してきたこともありました。 使用されなかった戦闘音楽もあったららしく、それも素晴らしい出来。 なぜ使わなかったのだろう? 全体的に1曲における曲の構成がわかりやすく単純。 しかしわかりやすいということを最大限に活用した2部構成がまた耳に心地よいのです。 なんと申し上げてよいやらわかりませんが、曲最高です。 もちろんゲームも最高で☆5つ。 やばい、またやりたくなってきた。 |