終の住処、芥川賞、磯崎憲一郎、古瀬絵理、斎藤広達
![]() ドラマCD GOSICK-ゴシック- |
ドラマCD「GOSICK−ゴシック−」を聞いて、原作(小説の方の「GOSICK−ゴシック−」)短編集の「GOSICKs−ゴシックエス・春来たる死神−」をもとにしたものでした。
原作を読んでいない人には知りえないことなんですが、原作での知恵の泉を持つ少女――ヴィクトリカ・ド・ブロワの声の設定は、『老人のようなしわがれた声』ということになっていました――が、ドラマCDの方のヴィクトリカの声はしわがれてはいませんでした。これを聞いてみようと考えている方の楽しみをとっておくために詳しくは説明いたしませんが、気になる!という方はぜひぜひ聞いてみてください(斉藤千和さんが声をやっていました)。(原作を知ってすでにヴィクトリカのイメージを固定しているわたしは)声を聞いて最初はう〜んと少々違和感を感じましたけれど、聞いているうちにこれもこれで良いかもしれないと違和感などなくなっていました。 東洋からの留学生・主人公――久城一弥の声は入野自由さんという方がしておりました。(原作を見ているわたしでも)さほど違和感はなく聞くことができました。 もちろん、原作を知らない方でもちょっとした説明もありますし、ヴィクトリカと一弥の出会いも少しあります。 (わたしは)前半はちょっとあくびをしてしまう感じですけど、後半・・・というか、最後のヴィクトリカと一弥の会話がほほえましくて楽しめました。だから最初ちょっとつまらないな〜と思ってしまっても、そこはおおめにみてというか、最後まで聞いてみてください。 最後にはヴィクトリカと一弥の声をしていた斉藤千和さんと入野自由さん二人の会話があります。 少し長くなってしまいましたが、ドラマCD「GOSICK−ゴシック−」はわたしは良かったと思います。悪くはないですよ。 |
![]() 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) |
タイトルに引かれて思わず手にとってしまいました。
思春期の少年、少女のあやうさ、残酷さ、アンバランスさがセンスのいい文章とあいまってよく表現されていたと思います。 残酷でヘビーな内容なのにどろどろとした感じにならずさわやかでちょっぴり胸が痛むような甘酸っぱい青春ものって感じの読後感・・・。 バラバラ殺人事件を作者独特の世界観、ポップで甘い文章で包み込んで全く違うものに変えてしまっています。 |
![]() 私の男 (文春文庫) |
はなは淳悟によって、永遠の愛の対象を手に入れたのだと感じた。
はなは、生まれてはじめて、人から心から必要とされて、娘として、女として一生失う事のない関係を手に入れた。 例え、淳悟が死んだとしても、淳悟ははなの心の中に生き続ける。揺れることなく、はっきりと。 そのようなはなは、他の誰もが欲しくても手に入れられないものを手に入れたように見える。 はなを手放す淳悟の心を想像すると、淳悟がこの先どのように生きて行くのか、生きて行けるのか、生きて行くのはあまりに過酷なことのように思えるのだが。 |
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