昔懐かしい梶芽衣子の「怨み節」「修羅の花」が聴けただけでグっと心に迫るものがある。
映画自体は「ガイジンがイメージする変な日本料亭」「拳銃を一切使わず刀だけの黒服ヤ○ザ」など考証的におかしい部分が満載。 ヤ○ザがバイク後部に日本刀を装着して集団で街中を走るとか、主人公がジャンボの機内に日本刀を持ち込み座席に立て掛ける等の場面は「違法なのを分かってやっている」のだろうが、『アメリカ人はこれを観て日本を誤解するのでは?』と思わず笑ってしまう。 でもサニ千葉さんの『触れるものは神でも悪魔でも斬る日本刀』のセリフにはグっと来た。
「現実ではなく架空の並行世界」として細かいことを気にせずに、バイオレンスシーンとワイヤーアクションの連続を楽しむべき映画だ。
よく1作目と比べるとインパクトが弱いと言われますが、こちらも十分強烈だと思います。 1作目の場合は、誰が見ても強烈でスピード感あふれるものでしたが、 こちらの2作目は、静と動をバランスよく盛り込み、静かな中にも強烈なインパクトを残します。
タランティーノはやっぱり天才です。
VOL1より冒頭は面白いが、困ったことにVOL1を見ないと面白さがわからないところがあるのである。 中盤までも面白い。でなんか話が李小龍みたいになって、 落ちは「なんだいこれかい」で終わる。 遊んでつくった映画だなこりゃ。
映画を観にいって、最後のスタッフロールにいきなりド演歌が流れてブッと吹きました・・・。 タランティーノの言い意味での「馬鹿馬鹿しい映画」(褒め言葉)を理解出来る人にはたまらないチョイスの曲ばかり! ほんとうに、「ちょっと間違ってる日本」を全開披露してくれた彼には脱帽。オタクな愛を感じます。 映画を観終わって、この曲を聴けば聴くほど味わい深いのは何故? 11月現在、携帯の着信音?の人気では、オーレンを演じたルーシー・リューの「ヤッチマイナー!!」がダントツだとか。 だから、欲を言えば、映画のサントラなんだから、思い切ってあの声も入れて欲しかったかも知れない(笑)
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