この映画を見たのは小学生くらいの時で、20代後半のOLの気持など分かるはずもなかったのに、何故か心にジーンとくるものがあったのを憶えています。 そういう気持にさせたのは、この映画の中の随所に置かれた何気ない風景がとても丁寧に描かれていたからだと思います。 人気のない駅の構内や寝台列車の窓に写る夜の景色、車の中から見える澄みきった夜空など、普通に存在しているものが妙に愛おしく感じられる映画です。 他のジブリ作品のような華やかさはあまりありませんが、何度も繰り返し見たくなる作品です。
まず、この内容に見合ったジャケットということで、江田島平八を起用したことに拍手を送りたい。男たるもの、その心意気に惹かれるのだ。 内容は、はっきり言って、男臭い。が、それが実にいい。徳間ジャパンのCDだけに(?)一世風靡関係が3曲になったのは仕方ないが、哀川の兄貴の歌声はシビレる。また、このところ何かと話題の多かったガッツ石松氏の歌の上手さに感心。そして、室田日出男の「有難うございます」がたまらなくいい。でも、室田のオヤジが入っているんだったら、なんで志賀勝のオジキは入ってないんだ!そりゃ、寅さんは日本の象徴の一つだが、「男はつらいよ」を外して、志賀のオジキの「男」あたりを入れた方が、筋が通ったんじゃないかい?で、星を一つ減らしました。 ソニーから「男宇宙」という傑作アルバムが出たりして、「時代劇」「刑事(デカ)」ものの次は、もしかして「男」ブームが到来か?まだまだ、男気や侠気を感じさせるアーティストや曲はいっぱいあるから、第2弾やフォロワーを期待する!
私も当時は、内容が重く、訳が分からなくなってしまったが、 あれから5年が経った今落ち着いて見てみると、殺人事件 と権力闘争が描かれている本作は、非常に見応えがある。
踊るシリーズで警視庁、警察庁幹部を演じた俳優らも出演し 新宿北署では哀川翔、弁護士に柄本明、田中麗奈、八嶋智人、 吹越満、検事に佐野史郎など、日本映画ではなくてはならない 俳優らが総登場し、画面の中で渋い演技をみせてくれる。
それまでの踊る大捜査線はハリウッド式だったが、 この作品は、紛れもない日本映画である。
踊る大捜査線が好きでずっと見続けてきました。 これまでの集大成となった内容になっていると思います。 青島が現場で動き、室井さんの痺れるような指示が発せられる、やはりこのコンビは最強だと感じました。 前作が残念なものだっただけに今回は楽しめました。
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