岡本真夜さん20枚めのシングルのタイトル曲“Destiny”は、テレビ東京系ドラマ“新・上海グランド”の日本語版主題歌です。
偶然再会したかつての愛しい人に心揺れる女性の気持ちの切なさが、ゆったりとしたストリングスの調べと共に伝わってきます。特に、有名なピアニストである倉本裕基さんがfeaturingしている曲の方では、心の奥底にまでこの切なさが沁み込んで行く感じです。
その他このCDに収録されている“La lumiere〜hi・ka・ri”は、岡本真夜さん作詞の歌詞をフランス語訳しそのまま岡本真夜さんがフランス語で歌っているのですが、外国の有名な女性singer“エンヤ”さんを思い起こすようなゆったりとした優しい感じの癒しの曲になっています。
“sunset,so sweet”は、愛しい人と2人きりで過ごす優しい時間の情景をゆったりとした調べで歌った曲です。
新たな感覚を身につけた岡本真夜さんの楽曲集を聞いてみてください!
ミシシッピーの田舎町で殺人事件が起きた夜に、バージル・ティップス(シドニー・ポワチエ)が通りかかり、駅で乗り換えの列車を待っていたときに、黒人だというだけの理由で逮捕される。バージルはフィラデルフィアの殺人課の刑事だった。 警察署長のギレスピー(ロッド・スタイガー)はバージルと反目しあいながらもコンビを組んで犯人逮捕にこぎつける。署長の誤認逮捕やバージルの合理的で緻密な捜査、黒人に対するあからさまな蔑視の風潮、バージルをおそう白人グループの暴力等を織りこんで、サスペンスをはらみつつストーリーは興味深く展開する。 冷静で毅然としたシドニー・ポワチエもいいが、ロッド・スタイガーの演技が卓抜している。レイ・チャールスの歌もいい。南部の暑苦しい夜と閉ざされた田舎町の雰囲気をもりあげている。
「夜の大捜査線」と「続・夜の大捜査線」の過去に発売されたレコード 盤のオリジナル・サウンドトラック2枚を一枚にしたCDです。 レコード盤では入っていなかった映画の劇中音(台詞)がスコアの間に 入っております。映画の雰囲気が味わえるようになってますよ。 作曲はジャズの大御所、クインシー・ジョーンズなのでどちらもジャズ を活かしたスコアとなってます。「夜の大捜査線」はいかにもアメリカ 南部の雰囲気が漂うタイトルで唸るような歌い方のレイ・チャールズが 歌ってます。その迫力に聞き惚れてしまいました。続編の「続・夜の大 捜査線」は小気味良いトランペットの緊張感溢れるオーケストラ編成の 粋なジャズのタイトルとなっております。本当は第3弾もありますが、 第3弾の「夜の大捜査線/霧のストレンジャー」は作曲がギル・メレ なのでここはクインシー作品と言う事での2作品となってます。
人種差別の根深い、米南部の街に、ポワチエ演じる、黒人のエリート刑事が、捜査にやって来る。 当然ながら、捜査の難航や、いさかい、反発などがある。 最初は、非協力的だった、スタイガー演じる署長も、ともに捜査する事となるが、この映画のいいところは、ちょっと、協力的になったからと言って、単純に、友情です、とか、理解しあえたとか、という結果にしてないところ。 彼らの関係は、もしかしたら、一歩前進はしたろうけれど、解決した訳じゃない。 押さえた演出で、よかったと思う。
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