これはジュリア・ロバーツ独特の落ち着いたエレガントな華やかさの中に輝きというイメージの作品ではなく、ジェラシーをクローズアップさせて意地悪をする側に立ったものです。 従って、イメージ的に好感が持てないような感じはしますが、彼女の魅力だからこそ、哀愁が漂っています。 それに反して、キャメロン・ディアスは、外見上を含め、瑞々しく明るいチャキチャキ娘といった良い役柄を演じています。好感度は抜群ですね。 このストーリーは通常の出会いから始まるのではなく、失いかけているものを何とか取り戻して挽回しようという試みからスタートするという展開はユニークな取り組みだと思います。 クロージングの仕方にどんでん返しを期待していたのですが、こういった展開では難しく、またシナリオの意図に反するものとなるので、これはこれで納得できてよかったのかもしれません。 ラブコメの割には、しっかりとした音楽がおしゃれに彩っており、また衣装などもしっとりとしていました。
このアルバムは、1999年版と2006年版とで、 若干、収録曲が異なります。
2006年版では、1999年版の、AS I LAY ME DOWN(トラック6)がなくなり、 代わりに、Open Arms(トラック17)が収録されています。
お間違いのないように。
お馴染みコンピレーションシリーズ、MAXの第4弾。 オアシス、サベージ・ガーデン、ジャミロクワイ、ダイアナ・キング、 セリーヌ・ディオンなどヒット・チューン満載。洋楽好きや、FM好きなら 「聴いたことある」曲がつまっている。
『君想う 愛は破れて 愛と知り 心飛び乗る 夢の花嫁』
ジュリア・ロバーツ演じるジュリアンが、元恋人が結婚するとの知らせを受け、彼をまだ愛していることに気づき、婚約者(キャメロン・ディアス)との仲を壊そうとします。 多少の問題行動はあるものの、何とか彼を取り戻そうとするジュリアンの、一途でまっすぐな行動力には頭が下がります。 結婚の知らせを受けた時点で、衝撃を受け、意気消沈してしまうというのが一般的ではないでしょうか。 大切な人を振り向かせたいのなら、時には、なりふりかまわず、当たって砕けろ!の精神で行動することも必要なんだなあ・・・ あの時、腕を組まさせてもらえばよかった・・・と、この映画を観てあらためて思いました。 ジュリア・ロバーツのゲイの上司は、すごくいい味を出してました。 近くに、ああいう上司がいるのっていいですよね。
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