「愛」が最も邪悪な道徳とされる、価値観が逆転した世界観が大きな特徴。 なので悪魔が天使を奴隷として酷使したり、「あの方はとても邪悪なので私たちに優しいのです」などの台詞回しも出てきます。 聖書の内容がモチーフとなっているので、当然雰囲気はダーク。 しかしメインキャラクターは割と明るくボケとツッコミの掛け合いもあったりします。 キャラクターは主人公以外は戦闘以外フルヴォイス。 ちなみに主人公は基本的に一言も喋りません。 音楽はハード・ロックや暗めのヒップ・ホップ主体、映像はグラフィティ(壁に描かれるスプレーなどのラクガキ)の要素を取り入れたものなので、まさにアメリカのスラム街のようなアングラな妙に陰湿な雰囲気が漂ってます。 欠点は戦闘でのエネミーターンの思考時間が長すぎること。 結構気を入れてかからないと、とても退屈でダレます。 あとはDC版ではアニメーションがあちこち挿入されていたのがPS版ではキャラの顔のグラフィックのみなので、かなり演出力が不足。(人物以外のCGは良く出来てます) ご主人様は1章と最終章のみの登場。1章のラヴラヴイベントはかなり激減してます。 しかもEDまでも割とあっさりしてるのでイチャイチャやりまくりたい方、キャラデザはつちやきょうこ氏でなくても構わないという方はDC版をおすすめします。 EDはどれも誰も彼もが全員助かる完璧なハッピーエンドではないのでその所、ご注意を。
ブラックマトリクスはDC、SSからPSにも移植された作品ですが、このPS版の攻略本はDCやSSの攻略本と比べると随分詳しく書いてあってとても良いです。 最初のミニゲームからご主人様の日記の読み方、さらには隠しご主人様ゼロの出現方法まで書いてあります。 さらにゼロの日記の中身まで少し公開。 戦闘は初期配置からアドバイスしてあってとても良いと感じました。
数年前にSS版のみ所持していましたが、サターン処分時、一緒に譲ってしまったので、
PS版を購入しようか迷っているところです。
当時は、キャラデザのつちやきょうこさんの絵が好みなので購入しました。
皆様が書いてあるように、ストーリーは聖書世界をベースに作られているので、人を
選びます。私には少々抵抗がありました。
善悪がひっくり返っている倫理観での世界なので、まっとうな神経をお持ちの方なら、
キャラクターのせりふにも感情移入できません。
EDみたさに、作業だと割り切って進めていたように思います。
ですが、EDを見た時も、「まあ、こんなもんか・・・」だけの感想で、特に感動も
なく、ちょっと期待を裏切られた感はありました。
しかし私が再度やりたいと思うのは、戦闘システムです。
確かにとろい、複雑、いらいらといったマイナス要素はありますが、敵の武器と交換
できるのが気に入っていました。
”敵に劣った武器を押し付け、ただで強い武器が手に入る”というお得感が、妙に
好きでした。バーゲンで良い品物を半額以下でゲットできたような充実・達成感に
通じるものがある・・と思うのは私だけでしょうか。
魔法に関しては、時間によって効果が変化する為、攻略本にかじりついて、いちいち
確認していた気がします。
現在、SS、PS、DCなどいろいろなプラットホームにて、シリーズで出ている
ようですし、中古もかなり出回っていますから、ずいぶん安く手に入れやすいと
思います。
ダークな世界観がウリの今シリーズ作なんですが、
今回からキャラデザの人が変わったのか、
世界観、キャラともに可愛くなり一気に万人向けになった感じです。
今までの雰囲気が好きな人には向いていない……かと思いきや、
なかなか面白いです。なぜなら、
キャラは可愛くなりましたが、ちょっとダークなストーリーは変わってません。
まあそれでも今までと比べるとちょっとおどろどろしさは抑えめですが…。
戦闘は変わりなく、ですが、
ちょっとキツイのが、敵の思考時間が長い!
私は00(ダブルオー)をプレイした後にプレイしているので、
余計気になりました。
難易度も抑えめ……というか動きがワンパターンで分かりやすいだけですが。
00とはストーリーはほぼ別ものと考えたほうがいいかと思います。
なので00を遊んだ人にも楽しめることと思います。
ブラックマトリクスシリーズ最新作の完全攻略本。 システム・攻略ともにとても詳しくてかなり役に立つはず。 というかこのゲーム、取説があまりにひどくて、このシリーズに慣れてない人はこれがなければまともにプレイできないと思う。 微妙に細かいところをぼかしてあったり、ちょっと値段が高いが…これは今どきプレステのタイトルだから仕方ないのかもしれない。 セットで買ってよく読んでからプレイしたほうが絶対にいいです。 何度もやり込む人にももちろんオススメですね。
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