日本を代表する100つのレシピがそれぞれ日本語と英語で紹介され、海外の人達に日本料理を説明するのに大いに役立つ1冊。レシピだけでなく料理がどのようなものであるか? すべてカラー写真で掲載されているので目で見ても楽しめる。
時短レシピとかアイディアレシピとか、そういう小手先のものじゃなくて、きちんと基本にのっとった和食を作りたい!!
という熱い気持ちをがっちりと受け止めてくれる本です。
菊花かぶの切り方、もみじおろしのおろし方、海老しんじょの作り方や、など、「知らなくても生きていけるけど、知っておくとちょっと鼻が高い日本料理の知識」がぐんぐん身に付きます。
季節ごとのお料理も載っていて、「ああ、四季それぞれの旬の味を楽しめる和食って、本当に素敵だな」と、和食の素晴らしさを再認識することができました。
季節のおつまみのページなんか、見てるだけでお酒が飲みたくなる(笑)
この本に基づいて牡蠣ごはん、ぶり大根、巻き寿司、炒り鶏(筑前煮)、いかの鉄砲焼き、松風焼き、たけのこしんじょ椀、きゅうりとわかめの土佐酢和え、切干し大根の信田煮、鶏の吉野汁など色々作ってみましたが、どれもとっても美味しかったです。
珍しいメニューもあったりするので、「こういうの家で作れるもんなんだね」と主人に感心してもらえて、うれしい限り。
ぶり大根は、ただのごった煮にならない丁寧な作り方が載っていて、茶色くない美しい大根と、こっくり味のついたぶりとを、柚子皮の千切りと一緒に美味しく頂くことができました。
お料理にちょっぴり慣れてきた方に、ぜひ!
過日温泉宿での夕食時、山海の珍味に舌鼓をうちながら美味しい酒をのみ、そのうち炊き上がった釜飯で仕上げ。なかなか乙なものであることに感じ入りさっそくこのサイトで検索し求めました。夫婦だけの夕食に変化をもたらしてくれ、最近は家内からの催促頻度が高くなりました。釜飯の基本レシピを習得すれば応用は無限。今は鶏飯が基本ですが、色々と挑戦予定。冬になって牡蠣が出回るのが待ち遠しい次第。二人で酒を楽しみながらそのうち炊き上がってくるのが楽しいイベントになりますよ。このセットは値段が3000円弱と安く、お値打ちと思いました。欲を言えばサイズがフィットする「しゃもじ」をセットしてほしい。
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