一度目より二度目、三度目より四度目・・と、どんどん聴きこむうちに
本当に好きになってゆくアルバムです。
人生のうちで大切に聴き続けていくアルバムというのは、そうゆうもかも。
「MY FIRST KARIE」からkahimiの音楽をずっと聴いていますが、
本当に彼女は人生とともに音楽を作っている人だな、と思います。
彼女のそのとき作り出される音楽は彼女そのもので。
自分のそのとき好きな世界や音楽で作り出していくというスタンスは変わらず、
変幻自在にいつも新しい魅力をファンの前に見せてくれます。
でも、そうしてロックやフレンチ、ジャズ、エレクトロニカ・・という数々の
音楽を身にまとい、色んな美しさを見せてくれた結果、
彼女がほんとうに辿り着いたさきは、とてつもなくシンプルでやさしく、力強い世界。
本当の自分の素顔の美しさというか。。
自分の中の本質(それはやっぱり声の美しさだと思う)に
向かい合う彼女の歌声は相変わらずか細いながら、聴くものをとても安心させる。
まるで鳥が鳴いたり、雨が降ったりするときに自然に聴こえる音のように
包み込まれるような安堵感を感じます。
自分が普段の生活のささやかな音を感じることを忘れていないかどうか、
この作品を聴くことで、試される気する。
前作「Montage」に似た傾向の作品でありながら、
とてもメロディというものが大切に歌われていて、
何度も、何度もそのメロディを口ずさむ歌声を聴きたくなるのです。
kahimi自作の歌詞の美しさも必見。
両A面でタイアップがある横顔や星のない世界は聴くことが多いと思います。なので、どうも3曲目の「恋愛」は存在が薄い感じに。しかし、私は「恋愛」が一番好きです。 「明日は晴れでいて欲しい」「ダメならいっそ雨で流して欲しい」 というAメロの2フレーズに恋愛の楽しい時、辛い時を感じることが出来ます。狂おしい存在となる恋愛をぎゅっと詰め込んだ歌だからこそ、aikoさんは「恋愛」というタイトルにしたんだと思います。恋愛ジャンキーaikoが恋愛というタイトルをつけた歌です。aikoファンなら必聴です。
歌が下手と仰る方がいますが、aikoさんの曲は音程の上下が激しかったり半音が多いためそう感じるのかもしれませんね…。私はaikoさんは歌手の中でもかなり上手い部類に入る方だと思うし、今回も上手く歌い上げていると思うのですが・・・。
描き味自体は大変よい。滑らかで均一性がある。
しかし問題がいくつか。 まず耐久性。ものすごくよく折れます。削っては折れ、また削っては折れと、削るだけで百円分ほど消費します(通常一本二百円以上する)。 そしてこれは私が購入した商品限定かもしれませんが、72色中、芯が固定されておらず使い物にならなかったのが1本。そして驚くべきことに2組同じ色の組み合わせがあり、合計3本足りませんでした。 他に良質の色鉛筆があればそちらにしたいですが、カリスマカラーはいろんな画材店で手軽に購入できるのでつい買ってしまいます。
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