「三銃士」はこれまで何度となく映画化されてきましたが、本作ほどド派手な内容は初めてでしょう。何しろアクションは「バイオハザード」並みの激しさ、ドイツの世界遺産、ヴュルツブルクのレジデンツでのロケと撮影は豪奢で華麗、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したという空飛ぶ飛行船というワクワクするアイテムも登場。
まぁ、金をふんだんに使ったB級映画ではあります。批判はいくらでもできますが、3Dというのはこういう使い方をすると活きるということを立証したのは新鮮ですね。3Dに娯楽以上のことを期待すると失敗するが、このくらい薄っぺらいドラマでは逆にディズニーランド的な面白さが出るというもの。(笑)
8台の3Dカメラを駆使して撮り上げたという映像が素晴らしく、奥行きのある画面。中世のパリやロンドンを空から俯瞰でとらえる映像と共に、飛行船同士での大バトルという「三銃士」ではかつて描かれたことがない奇想天外な闘いに目を見張った。
主役であるダルタニアンにはまだ知名度の低いローガン・ラーマンをキャスティング、その代わり、悪役であるミレディ、バッキンガム公爵、リシュリュー枢機卿にビッグネームを持ってきて、危険な香りを漂わせたのは、なかなか巧いところ。ただ、クリストフ・ヴァルツは「イングロリアス・バスターズ」のインパクトはなく、普通の悪代官様という感じでしたけど、ミレディ役のミラ・ジョヴォビッチはまるで「バイオハザード」のアリスか「ルパン3世」の峰不二子。ドレス姿で、激しく戦うのが痛快だ。オーランド・ブルームは、出番も少なめで悪役ぶりは可もなく不可もなくですかね。
物語がテンポのよく進行し、バタバタ感も感じさせず娯楽に徹したのが勝因でした。続きがありそうなラストでしたから、ダ・ヴィンチの飛行船を上回る武器とパワーアップした三銃士のさらなる活躍を続編に期待しましょう。
『三銃士』は、原作とNHKでやっていたアニメにどっぷりと嵌り、 アニメのファンの友人が帝劇ミュージカルのファンだった事もあり、 誘われて、2011年に東京・帝劇に日本版を観に行きました。
このドイツ語版のCDはその時に帝劇の売店でも売られていました。 帝劇版上演前から「本場のミレディ上手過ぎるよ。やばくね?!」と 話題になっていたようですが・・・ (「やばくね?!」って・・・(^^;)
で、ミレディは、評判通り! ピア・ドゥーヴェスの素晴らしい歌声は、 聴き終わって溜息が出ます。・・・色んな意味でね。 日本版出ても、私はもう買えないです!(怒&涙) 伸びやかなダルタニアンの歌声も好印象で、 アトスのソロは切なくカッコいい。 ハーモニーも美しく盛り上がります。 出勤前の気合入れに聴いています♪ が、ピアの歌だけでも、価値有りのCDです。
ドイツ語、多少なりとも勉強していて良かった。 本場版を生で観たくなります。お金無いのに・・・
兄・三銃士の続きは、何か知ってるか? 弟・あんちゃん三銃士の続きは、四銃士でしょ? 兄・バカァ!なんで一気に10ケタもくり上がるんだよ!三銃士の続きは、「35」だよ! 弟・え!そうなの!?じゃあ四銃士の続きは、? 兄・決まってんだろ!四銃士の続きは、「45」だよ! 弟・あんちゃん、やっぱ頭いいなあ。また一つ勉強になったよ。 ドリフ大爆笑 ばか兄弟のコントより抜粋 世界文学の名作をこんな寒い親父ギャグのネタに使うとは、許せん!!
D'Artagnan, a fiery young Gascon, goes to Paris, dreaming of entering the royal service. Once in the capital, he finds himself offering to fight three of the king's best musketeers: Athos, Porthos and Aramis. But he makes friends with them by joining them in fighting with the guards of Cardinal Richelieu, the virtual ruler of France. His fencing skill wins the three swordsmen's admiration, and he starts his apprenticeship as a musketeer.
The queen is attracted to the Duke of Buckingham of England and hands him a set of diamonds. Learning of this, the cardinal arranges a court party where the queen is required to wear the diamonds. D'Artagnan and the three musketeers are sent to England to retrieve the diamonds. They manage to recover the jewels but earn the enmity of the formidable cardinal and their lives are now in danger. Packed with romance, action, intrigue, suspense and surprise, The Three Musketeers is a rattling good read.
3D映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のサントラ。
スコア+主題歌1曲の全23曲。
スコアの作曲はヴァンパイア映画『アンダーワールド』のポール・ハスリンジャー。
日本版予告編に使われている音楽が『パイレーツ・オブ・カリビアン』に激似で
イヤな予感が漂いますが……杞憂でした!
ポール・W・S・アンダーソン監督にとっては初の歴史物にして初の冒険活劇となる本作ですが
時代設定を無視して、軽くて、ハチャメチャなアクションシーンが連続する本編を、
ハスリンジャーの音楽が、ガッチリと、弱点を補ってくれている印象です。
重厚だけど、トボけたウィット感もある。
劇中当時のパリの雰囲気も感じられますし、アクション映画としてのハラハラ感もバッチリあります。
作曲センスの幅の広さに感服しました。
ハスリンジャーの現時点での代表作であるのは間違いありません。
アルバムの最後に収録されている主題歌はテイク・ザットの“When We Were Young”。
ダルタニアンと三銃士の物語のシメの音楽としてピッタリだと思いました!!
こちらも必聴です!
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