2008年現在ではぽつぽつ見られますが、当時私としては初遭遇だった「サントラが2分割されてゲーム本体より高くなっちゃった例」(ゲーム本体はのちにベスト化まで)です。
大体IIからの購入層で雑誌などの体験版から釣られた人達は口を揃えて言う反則的なまでの名シーン「回想」デモにて、私も一気にゲーム買いに走ったくらいの衝撃がありました。シーンもですがその曲がもう。
サントラ自体は各CD2枚組・BGM2ループという個人的には理想の出来。ビッシリ入っているので水増し感もなく、値は張っても無理に1ループで詰め込まれるよりよかったです。これは好みの問題になりますが。
いわゆる「要らぬお世話」と言える変な音源変えもなく、銘打った通りゲームで流れたオリジナルのまま(同時期に発売されたゲームの偽「オリジナルサントラ」とさりげなく比較してますw)収録されていますので安心して聞けます。いや、それが当たり前なんですが……
大体シナリオの流れに合わせて曲が並んでいるので、前半にあたるこちらは先のシーンの名曲「回想」やアレンジの「過ぎた日々」、一般バトル、日常的な曲と過ぎ、最後はルカ=ブライトによる衝撃の虐殺シーンにて幕を閉じます。
Vol.1と2にて名曲が見事に分散しているので、片方買ったらもう片方も……とか、ジャケ絵が主人公とジョウイだったりするのもにくい演出。
今ではPSPでI・IIセットが出ていることですし、聞いていると改めてプレイしたくなってきます。
幻想水滸伝3マンガ化の第三巻。 1、2巻を読んだ人ならもうおわかりでしょうが、志水アキ氏は絵もストーリー運びも非常に上手い! 幻想水滸伝3の原作の雰囲気を壊さない絵とタッチと、原作以上に巧みなストーリー展開で読んでいる側をグイグイと引き込んでいきます。 はっきり言ってしまうと、ゲームよりも面白いです。 ゲームをやった人もそうでない人も、前2巻と合わせて買ってみてはどうでしょう?
ゲームでは明らかに説明不足だったルックの生い立ちやなぜこんな事をしたのかという事、ルックとかつて仲間だったフッチの思い、クリスとヒューゴの信頼関係の芽生え、ササライのルックに対する思い、ルビークのその後、などなどが丁寧にまとめられています。 おかげで「あーそうだったんだ」といろいろ納得でき、本当の意味で幻水3の完結を実感しました。まさに補完。
本編に1・2の主人公が出てきてくれたのもうれしかったです。おまけの108HEROES!にもこっそり登場(笑) この巻ではちょっと絵が雑になってしまったのが残念でしたが、それでもゲーム原作でこれだけ骨のある作品を作り上げるなんてすごいです。
ゲームをやった人にもやってない人にもおすすめです。
~今までの「1」「2」と比べると物足りない内容です。 確かにPS2版となり、グラフィックは綺麗になりましたが、内容はダメダメでした。 トリニティーシステムは、なかなか着眼点はよかったのですがパーティーが変わって同じ内容を何回もさせられることと、バランスが非常に悪い。 あと、バディーはよくなかったです。 戦闘でバディー内でしか回復はでき~~ず(魔法で全回復はできますがなにせ魔法は数が限られているので頻繁には使えません)このゲームでよく使われる「おくすり」は他のバディー二は使えないので、戦闘ではパーティーは6人いても3組なので「3人」で戦闘してるのと変わらない状態でしたので、戦闘に幅がなく面白くなかったです。 悪いところばかりではなく、仲間108人で劇場で劇をしたり~~、目安箱でコメントをみたりキャラの特徴がでて、「クスッ」と笑えるところもありました。 仲間が108人ということで、壮大なデータが必要なのでしょうけど、逆に108人仲間がいると言うことで、他のRPGではまねできない内容が欲しかったです。 最新作の「4」ではどのように変わっているかまだプレイしていませんがよくなっていることを期待してい~~ます。~
幻水の1から3までの年表に始まり、キャラ相関図、イベントや雑誌で使われた石川さんの絵、ボツ絵……と普通に今までのキャラガイドと同じように始まり、メインの108人の立ち絵に入ります。 なぜか身長まで決めてあったらしい。キャラクターの個性が光る場面、目安箱、探偵調査、本物の水滸伝のキャラ紹介は誰のプロフィールも同じ1人1P。メインキャラだと名場面集があるので2Pはあります。そして開発者さんのQ&Aも。2のキャラガイドには全員書いてあったのに……そして1にあったキャラへの開発者メッセージもなくなっていてとても寂しく……。個人的にセシルが1Pでどうしてジョアンが2Pなんだと思うんだけど……。 そして最後に3の用語集。
ストーリープレイバックの本はマンガのガイド本とさして変わらないのでたとえファンでもあまり欲しがりません。絵があるのが唯一の救いでしょうか。 でも、話がややこしい幻水'Vで、キャラQ&Aで裏設定を語ってくれたのですっきりしたところがありました(例:ルックがどうやってハルモニアで神官将になれたか、ジョー軍曹はどうしてカラヤにいっぱなしなのか等)。それは読む価値はあると思います。ファンなら。
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