あまりにも原作が独特すぎて安易な実写化は原作ファンのイメージを破壊してしまうものだが、このドラマ化はよかった。 井之頭五郎と言えば、古武道に精通する筋肉ムキムキなので、細身の松重豊さんでは「こんなのゴローじゃない!」と思いがちだが、 群れない少し枯れたような中年を好演していた。 美味しそうに食べている姿に視聴者もニヤニヤしてしまう。
自分もちょっとフォロワーで、桜見学のついでに石神井公園に行ったのですが、お目当てはもちろん売店。 そこには写真撮影禁止の張り紙が・・・自分も含めて冷やかし多すぎだろ。 冷蔵庫にはチェリオのメロン味がワザとらしく多めに陳列され、ニーズに答えてくれていました。
とても良いです!
笑えます
でも、決して軽く無い
下手なお笑いより面白い
70年代フォークの香りから
ブルース、ジャズ、ソウル、ファンク(?)
久住さんの、拘りを感じました。
YMOネタが入ってたら(あの名曲のカバー?)
☆5個だったのに
残念(笑)
小説で読み、感動し 漫画があることをしり読みましたが 画力、ストーリーと小説のイメージを最大限に引き出した 作品だと思います。 登山には疎いですが、面白く最後まで読み通しました。 是非、この極寒のなかの燃え上がる登山をいろんな方に読んでほしいです。 小説と同じ位、感動できるすばらしい漫画です。
原作は賛否両論らしいが、この漫画は文句なし。
展開の緩急の利かせ方、そして圧倒的な「画」。
なんと言うか、読後感は漫画というより映画に近い。
ともすれば多少難解であったり、サブカルチャー寄りになりそうなもんだが、
決してそんなことはなく、只々熱い空気に惹き込まれる太くシンプルな話。
「いい歳した大人」にお勧めしたい良作です。
僕のこの作品に対する率直な感想は、「憧れ」。
主人公・井之頭五郎氏は、ネット世代のやや無気力気味な若年層の男性にとって、 あまりにもパーフェクトな生き様を貫いている。 経済力、余暇、身体能力(!)、恋愛経験…。 やや人付き合いが苦手そうなのも、却って自分の理想を投影し易いかも知れない。
そんな彼が、何の変哲もない食事を前にして見せる人間臭さ。 随所に散りばめられた味わい深いモノローグ。 特にオチのない各エピソードの幕引き。
そこには、確かな「優雅さ」がある。 そして、僕はそこに憧れを抱いた。
この作品のメインテーマは、恐らく料理ではない。 あくまで、料理に喰らいつく井之頭五郎という人間の様子だと思う。
料理漫画などという枠組みで括ることの出来ない、オンリーワンの作品である。 1冊中の1位、従って星5つ。
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