「命のカウンセリング」るような、というタイトルは比喩ではなく、 まさに、命を救うためのカウンセリングが書かれた本です。 とはいえ、心理学本でも、また単なるドキュメンタリー本でもありません。 字も大きいし厚い本でもないし、わりあいすぐに読めてしまいます。 けれど、読後に残るものは、大きく、重く、熱い。
著者である長谷川氏の劇的な半生と、実際の息詰まるようなカウンセリング の記録がやさしい語り口と実直な文章で描かれた本書。 単なる自叙伝と一線を画すのは、著者の経験や、何人ものクライアントの 姿を通して、ある強い主題が浮かび上がってくるからです。 自殺とは何か? 何故自殺はいけないのか? 救えるのか? 本書を読み終えるころには、いままで深く考えたことのなかった それらの問に、自分の中で答えが形作られていきます。
日本が自殺大国であるというニュースは頻繁に聞かれるけれど、 それを救うための行動に焦点を当てた報道は非常に少ない。 けれど、こうした熱意を持って活動されている人(たち)がいるのだと 思うと、背中を守られていて、「大丈夫だよ」と言われているような気持ちになる。 カウンセリングというとネガティブなイメージを持つ人もまだ多いけれど、 そうした人も見る目が変わるのではないかと思います。
それと、色々な意味で涙なしでは読めないので、本書を読むのは自宅がオススメです。
チンペイさんの42枚目のシングルです。
DVD付きのCDで、4曲収録されており、シングルというよりもミニアルバム的です。
『夢人〜ユメジン〜』は、NHK「みんなのうた」で2007年8月から9月にかけて流れていました。
『カノン』は、NHK「にっぽん心の仏像」イメージソング。
『ココロノジカン』は、テレビ東京系「田舎に泊まろう!」エンディングテーマ。
『勇気のカタチ〜私を変えてくれたあなたへ〜』は、2007年の日本テレビ系「24時間テレビ〜愛は地球を救う〜」の第30回のテーマソングで、『サライ』と同様に加山雄三さんとの共作です。
と、何かお気付きになりませんか?
そう、「カタカナ」です。
チンペイさんと言えば「漢字」のイメージが強く、見たことの無いような難しい字もよく使われていましたが、アルバム『オリオン13』あたりから「カタカナ」が多用されています。
タイトルだけでなく、歌詞にもカタカナ表記が沢山見られます。
この4曲に共通して詩われている言葉が「ココロ」です。
漢字の「心」には落ち着きが、ひらがなの「こころ」には優しさが、そしてカタカナの「ココロ」には音がある。
とのことです。
「カタカナで表現することで、心を音にのせ歌で伝える」ということでしょうか。
そんなココロが癒される4曲です。
DVDは『夢人〜ユメジン〜』の、NHK「みんなのうた」のアニメーション映像です。
一色あづるさんのアニメーションにもココロが癒されます。
1953年8月28日に民放として初めて開局した日本テレビの開局55年を記念して発売されました。
鈴江奈々アナ、脊山麻理子アナがミュージック・ナビゲーターを務めており、そのポートレートも掲載していますので、ファンには喜ばれる配慮でしょう。音楽と音楽をつなぐ語りが昔の深夜放送のようでした。収めている曲も1970年代を中心に収録してあり、一定以上の世代に好まれる内容となっています。
懐かしい「巨泉・前武ゲバゲバ90分!のテーマ」は今聞いても最高の音楽でしょう。宮川泰作曲・編曲で、これだけリスナーをつかむメロディは希有な存在だと言えます。1969年から1971年という大学紛争や大阪万博という激動の時代性とあのテンポの良いコントのつなぎがマッチし、もうお目にかかれないような笑いのエッセンスが詰まっていました。
1965年から1990年まで25年続いた「11PMのテーマ」のオープニングのスキャットも切れ味よく飛び込んできます。たった20秒ですが、視聴者を捉えていました。リーフレットには主な司会者名、アシスタントが記載してありました。この番組の正式名は「WIDE SHOW 11PM」とのこと。
人気番組「天才・たけしの元気が出るテレビ ! !」オープニングテーマ、「ルパン三世のテーマ'78」、人気のあったドラマの主題歌「ガンダーラ(ゴダイゴ)」「俺たちの旅(中村雅俊)」「カリフォルニア・コネクション(水谷豊)」「聖母たちのララバイ(岩崎宏美)」「碧いうさぎ(酒井法子)」が収められています。
鈴江奈々アナ、葉山エレーヌアナ、夏目三久アナによるユニット「go!go!ガールズ」の「クリスマスは一緒に」は、コーラスもヴォーカルも良く、楽しく聴きました。
ただ、全般的なまとまりに欠けますので、個別の曲に興味をもたれた方はどうぞ。
このレコード長い間探していたのですが奇跡的に復刻されました。
1978年当時といえば角川映画、ルパン三世、ドラマ等、多忙を極めていた大野氏だけに当初はこの企画を断っていたそうな。最終的にはオファーを受けたわけだが乗りに乗っていた時期だけに絶頂期の大野サウンドが満載です。
華やかなメインテーマに始まり、M4では<犬神家の一族><小さな旅>などに通じる大野節が聞ける。M6はパーソナリティーも務めたピンク・レディーの曲だが<♪OH諸君、地球の諸君♪隅から隅までおめでとう>って、、この曲憶えてるよ〜。30年ぶりに聞いたはずだけど人間て結構憶えてるもんだね。
できることなら未CD化の傑作「スペース・キッド」「COSMOS」も復刻してほしいところです。
24時間チャリティー番組でリアルタイムで見ましたが、娘のみぼりんが2歳で白血病になり、中学生になり脳腫瘍が出来てしまい・・・帰らぬ人になってしまう悲しい物語です。そして父親は娘の為に絵日記道具を買い揃えるのだった。後半になればなる程、もう涙なしでは見られません。この番組を見ていると改めて命の尊さ・健康の有難みが分かります。先日リアルタイムで見れなかった人は是非見てみて下さい。
今の現実世界、殺伐や悲壮ある世界ですが、これを見て命の尊さ・健康の有難みが伝わる事を切に願います。
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