岡田の写真がいいね。特集ページの写真もいいね。変わったね。
いつまでたっても変わらない新しく、不思議な魅力の石井さんの、新境地と感じました! それは誰にも似ていない、まさに One and only road を独り疾走り続けるような、カツコ良さ爆発!! 聴きごたえ満載の、ヘビーローテーション必至のアルバムです!!!
過去にも米米のカールスモーキー石井としての「ひとり芸」や、またソロ後の石井竜也として書かれた「月刊:石井竜也」等、てっぺいちゃんが出した本は幾つかありました。
が、それらはある意味ネタ本的要素の強いものでした。
今回のイノセントについては既出のそれらとは違い、本当の意味での「石井竜也」が描かれた初めての本です。
既に米米時やソロ後の活動の中でも、以下については時折発言されていました。
・幼少時代の話やおじいちゃんの話。
・学生時代の遊び人時代の話
・米米ファンであれば知っている「米米創世記」の話。
・創作に対するてっぺいちゃんの想い。
この本では勿論上記の4つについても語られていますが、この4つですら「今までは語られてきていたのは、あくまでも表層部分」だったという事。
実はその裏に、語られてこなかった、「その当時のてっぺいちゃんの本当の心理状態」や「想い・考え」「事実」があったという事。
それらをふざける事無く、てっぺいちゃん自らの口でカミングアウトしています。
更にはファンの中では通説となりつつも、公では否定してきていた「ACRIの失敗が引き金となった米米解散」や「時代に先駆けすぎてしまうソロ活動への疑念」等に対して、否定する事・投げ捨てる事無く、
正直に語られています。
米米のカールスモーキー石井として、ソロ後の石井Beauty・石井竜也として、ある種 常人離れした存在感に惹かれてきた人達にとっては、「一個人:石井竜也としての真実」が生々しく感じられるかもしれませんし、見聞きしたくない事もあるかもしれません。
が、だからこそこの本でカミングアウトしたことにより、今迄の石井竜也を一旦リセットしたてっぺいちゃんが、今後のどんな活動ステージに進んで行くのか?
更に楽しみになってきます。
いつまでも異端児であって欲しい。
デビューシングルI・CAN・BEのPVは、日本青年館のライブの模様。
衣装もセットも今とは全然違う貧乏くささ。明らかに安物のサテン
の衣装で踊るシューク。
でも、売れるためにという理由でも決して手放さなかった個性が、
手作りで自分たちのステージを作り上げているエナジーがビンビン
伝わってくる。
今の米米しか知らない人は、必見です。
後年メジャーになるにつれて華やかでお金を掛けた魅せるPVになって
いって、それはそれで面白いんだけど。
昔の方が格好良かったなあ、と思いつつ見ながら一緒に踊ってます。
石井竜也のデビュー25周年を記念して行われたライブで、なおかつ過去にシリーズ化されていた豪華絢爛抱腹絶倒超絶ゴージャスなあのナイロンクラブでのステージとなればファンにはたまらない一品だ。
スペシャルゲストも豊富でここ最近のコラボ作で石井と一緒したKに杏里から米米メンバーは勿論、諸般の事情により参加することはできなかったものの、(石井曰く)同時中継により過去にコラボしたことのあるユーミンや幸田來未も(あくまで石井曰く)声だけで出演、さらには霊界からはテレサ・テンや美空ひばりが登場し曲を披露するまさに空前絶後の華やかなショーだ。
また舞台前から舞台当日までのドキュメントも特典として収録されていて、石井の素顔を垣間見ることもできる。
ただ、石井のファンにはコアな方が多いのでおそらく本作を購入する方は、今回同梱されている過去のナイロンシリーズを所有している場合が多いはずで、単品版の同時発売もしてほしかった。しかし逆に言えば、過去のシリーズを所有されていないファンの方には最高のボックス化となるだろう。
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