今回はオリジナルでは比較的地味な部分で、比較的期待値は低かったのですが、見事にそれを裏切ってくれました。勿論良い意味で。 それを可能にしたのはどなたかも書いていらっしゃりましたが、”クルーの想い”です。 それが、ナレーション、台詞等を介さずさりげない仕草で、かつ無理なく饒舌に語ってくれます。この語りの部分の職人的な上手さはオリジナルを超えていると思います。 地球との最後の交信、デスラーの仕掛けた罠etc.....意外な程物語はオリジナルに忠実ですが、語り口が正に”古い革袋に新しい酒を盛る”になっています。 忠実な所は忠実に、変える所は無理なく大胆に。スピリッツは受け継ぎながら、作品自体の完成度を上げる為なら、大きな変更も完遂する、この方向性がより露になった章だと思います。 1〜2章のやや駆け足な部分は、これからの緻密かつ完成度の高い改変部分の挿入のため?と思えてなりません。 あるエピソードは、いずれ描かれるであろうガミラス本星もしくは周辺部での戦いの結果を補完するものになっています。
正直言って1〜3の中では3が一番好きです。オリジナリティ部分が露になった所も、その背景、作品内リアリティを損なうことなく大きく効果を上げています。素晴らしいです。 他にも、カットの繋の上手さ、キャラの描き込みの深さ、新たな展開の伏線の提示、本当に見返す程、その作品世界構築の為の工夫、努力、そして今の所それが結晶化しているのが分かります。
もう疑いもなく傑作アニメと位置づけても良いでしょうが、それを超えた現代の名作となる期待を大きく膨らませました。 必見です。こんな傑作、まず殆どありません。虚心坦懐にご覧下さい。 スタッフのオリジナルヤマトへの愛、熱量、決定版・進化形を作るんだ、という関係者の意気込みがひしひしと伝わって来ます。
ここまで使わずに引っ張って来た『真っ赤なスカーフ』をここ初めて使うセンスと心意気、そしてBDでは、、、、、ゾクっときました。
大学4年生にもなってキーボードを見ながらでないと文字を打てない自分が情けなくて、タイピング練習を決意しました。
普通のタイピングソフトでは飽きるかなと思い、「宇宙戦艦ヤマト」でれんしゅうすることにしました。
過去の「タイピング波動砲」、「タイピングワープ」、「タイピング拡散波動砲」の三作が一枚のDVD−ROMに入っています。
「時事」「日常」「ヤマト語録」の中からランダムに表示される文字を打ち込み敵を倒したりしながらステージクリアを目指すゲームです。文字を打ち込んだ後の主砲の発射音や移動音は「ヤマト」そのもので打ち込み甲斐があります。標的を撃つだけでなくシュミレーション性があるステージもあるので飽きません。
戦闘画面は3Dで再現されていてとても迫力があります。ショートアニメもアレンジされて入っています。戦闘中も「主砲発射!!(古代 進)」や「格納庫被弾!!(太田)」などボイスが入るので熱が入ります。声優さんはPS2ゲーム「宇宙戦艦ヤマト」と同じです。
以下、個々の説明です。
「タイピング拡散波動砲」
私のようなキーボード練習初心者の方は「タイピング拡散波動砲」からプレイすることをオススメします。なぜなら難易度設定(易、中、難の三段階)ができることと、練習の場が多く設けられているからです。タイピング初心者教室(講師 古代進)もあります。
一通り練習したら本編には進まずにミニゲームの「南部の射撃訓練」で練習しましょう。本編と同じ文章入力ゲームです。このミニゲームは制限時間が無いのでゆっくり入力することができるので良い練習になります。
次に本編を難易度「易(制限時間が極端に長いのでプレイしやすい)」でプレイすれば約二週間でキーボードを見ずに入力できるようになります。
ハイスコアも閲覧できるので一度クリアしても自分との戦いに挑戦しましょう。
「宇宙戦艦ヤマト 1,2,3、映画」がベース。
「タイピング波動砲」
難易度設定ができないです。前半ステージは初心者向けで後半ステージは上級者向けです。所々に「さらば 宇宙戦艦ヤマト」のアニメのワンシーンが入っています。隠しステージ有り。「さらば 宇宙戦艦ヤマト」がベース。
「タイピングワープ」
難易度設定ができます。しかし、「易」にしても制限時間が短く、にわか中級者程度では最初のステージもクリアできません(私は最初のステージで止まっています)。隠し要素有り。
「宇宙戦艦ヤマト(一作目)」がベース。
宇宙戦艦ヤマトが大好きなのでタイピング練習も苦になりませんでした。特打シリーズはいろいろな作品が出ているので自分の好きな作品で練習するのが一番速くモノにできると思います。
ビスタ対応です。
小学校中学年の時、カセットテープで「●テレビ・映画サウンドトラック●宇宙戦艦ヤマト」というのを買い、今でも宝物のように持っています。当時、隣に並んでいたBGMのカセットテープは手にとったものの、小学生の私にはBGMの意味がわからず、買いませんでした。テレビで何度か「ヤマト」の再放送があり、音楽を耳にするたびに、あの時買わなかったのを後悔しました。あれから20数年、今回、CDで発売されていることを知り、早速購入しました。嬉しかったです。様々な場面や、ナレーションが甦り、気分は1970年代に思い描いていた2199年の「ヤマト」の世界です。思わず涙が流れました。ファンの方にとっては充分な価値があると思います。
ヤマトシリーズ作品の音楽をすべて担当した宮川泰氏の功績は計り知れない。 初作品がTV放送された1970年代半ばの、他の多くのアニメや特撮ヒーローものなどの番組に使われている音楽とは別次元の、クラシック音楽の要素を大いに取り入れた本格オーケストレーション。 ヤマトのテーマ曲にしても、ささきいさお氏の歌が入っていないインストゥルメンタル版が完璧な音楽として成立している。 宮川氏による膨大な曲のストックの中から、劇場版やTVシリーズに使われたのは一部であり、1つの曲にしても別編曲版がいくつも存在する凄さ。 本アルバムは「さらば〜」に起用された音楽を余すところなく収めた贅沢な2枚組。 「さらば〜」の曲については本アルバムとは別に、1つの交響組曲として制作されたアルバム(COCC-12228)があるし、さらに別の編曲版が「ヤマト2」の音楽を収めたETERNAL EDITION File No.4にある。 敵側のテーマ曲として比類なきスケール感のある「白色彗星」、メカとしても曲としても人気が高い「アンドロメダ」、名曲「大いなる愛」などもそれらすべてに収められているが、アルバムごとに編曲が異なるので、すべてを買っても曲の重複が勿体ないどころか、編曲の違いを大いに楽しめる。 ヤマトシリーズは宮川氏の音楽があってこそ。 亡くなられた氏に心から感謝したい。
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