ひょんなことから火星へと来てしまった、バージニア出身の南軍騎兵大尉ジョン・カーター。火星に着いたばかりの彼は、緑色人はサーク族の捕囚となってしまうが…… 今の目から見ると突っ込み所も多い物の、文章の迫力は未だ健在。ラジウムが夢の新素材だった時代を感じさせる。
待ちに待ったCarterシリーズ4作目。Carter II、Carter IIIの大ヒットでもともと注目されているCarterシリーズ。4作目の今回も発売前から6 Foot 7 FootやJhon、How to Loveなどのシングルが出て話題になっていましたが、アルバムを聴けばPresident Carter、Its Good、さらにDx EditionにはEminemのLightersで話題のBruno MarsをフィートしたMirror等、その他にもいい曲づくしで、テンションの上がる曲から深い曲までバランスよく配置されアルバムを通して聴けるいい作品だと思います。
Carter IIIのあとRebirth、I'm Not Human Beingが発売され、どちらもいい曲はあるんですがアルバムとしてはイマイチでした。今回のアルバムは本名を使った人気のCarterシリーズというのもあってLil Wayne的にも気合い入れて作ったのかなって感じでした。
ディズニーの記念作品としてはちょっと物足りない感じの内容でした。 過度な期待をしていただけに内容にはちょっとがっかりでした。 SF好きな人は買っておいてもいいとは思いますが。 商品の発送などは何も問題ありませんでした。
スペースオペラの傑作宇宙シリーズの3部作目までをセットにしたお徳版。イラストは従来と同じ武部本一郎氏であることが非常に嬉しい。文中のイラストも再現されているのは元より、各カバーの美しいイラストがカラーで掲載されている。火星シリーズは全11作である。当初は3作で終了する予定が、あまりの人気で続編を書いた経緯があるので、この1冊だけで十分に堪能出来る。4作目以降はシリーズは赤毛のアンシリーズのように徐々に凡調になっており、11作目は全く作風が異なるのでバローズの弟子が書いたとも言われている。執筆当時、生活苦だったバローズがヒットすることを意図して用意した設定だけに、読者が胸躍るような冒険が次々と展開する。ヒントはエマヌエル・スウェーデンボルグの霊界日記からきているが、SF仕立てにした発想は素晴らしい。主人公達は幾度となく絶体絶命の瞬間を迎えるが、どんな時にも「まだ自分は生きている!」といって困難に立ち向かい切り開いていく。これは当時、どん底にいたバローズの心の叫びのようにも思えるし、誰もが困難に向き合ったときに勇気を与えてくれる台詞だ。唯一残念なのは本カバーの野村氏によるデジャーソリスについての下世話なコメントだ。歴史的の名作なのだから、もう少しまともな方からのコメントを願いたかった。表紙イラストがなかったらカバーを捨てているところだ。昨今、ネタ不足のハリウッドで映画化の予定だそうだが、個人的にはやめて欲しい。ジョン・カターやデジャー・ソリスを演じられる俳優は黄金期のハリウッドにしかいなかったからである。
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