このアルバムの多くの曲は1957−60年に米ABC系で放映された『フランク・シナトラ・ショー』の一部を集めたものです。
盟友であるディーノやサミーはもちろん、多くのゲストを迎えての歌と語りのバラエティー番組でした。
全21曲ですが、その内2つのメドレーが入っており、ひとつはダイナ・ショアーで、もうひとつは『ストーミー・ウェザー』で知られているレナ・ホーンです。どちらもシナトラとは40年代MGMミュジカル映画全盛期からの仲で、楽しいそうにデュエットしているのがわかります。
このアルバムの最大の価値としては、なんと言ってもエルビス・プレスリーとの異色のデュエットでしょう。ともに同じ時代に歌と映画で活躍したが、方やロックの王様ですからどうなることかと思ったが、さすがにピッタリとはいかなくても、それぞれの持ち味を十分に魅せてくれました。それにしても、録音からもわかりますが、エルビスの人気の凄さは凄かったんですね?彼が歌う時だけ、女性ファンからの声援が響きました。
できることなら、このアルバムを選ぶ前にこれと同じ収録のDVDの購入を検討してみて下さい。
元々テレビ番組ですので映像で楽しむ方が良いし、このアルバムを聴いていると何故か実際に観てみたくなるからです。
かつて劇場で観た素敵なミュージカル風映画です。総天然色でレビュー場面も多く、20世紀前半の流行り歌の推移も楽しめますヨ。 とくにエセル・マーマンが見事な声量で『ショウほど素敵な商売はない』を歌うクライマックス・シーンは良かったですネ。 まだ若くて綺麗なミッチー・ゲイナーも、コミカルな味わいを失わないドナルド・オコンナーも皆なミュージカル専門の一流のスターが実力を発揮してますよ。「ア・プリティ・ガール・イズ・ライク・ア・メロディー」とか「ソー・レッツ・ハヴ・アナザー・カップ・ア・コーヒー、アンド・レッツ・ハヴ・アナザー・ピース・オヴ・パイ!」なんて懐かしの歌も聞けるオススメのビデオです。
単純なストーリー、歌と踊り、ギャグ、ハッピーエンド。これぞヴォードビルである。
この映画のタイトルで主題歌でもある曲は1950年に大ヒットしたミュージカル映画「アニーよ銃を取れ」の中で歌われた。
歌ったのは主演女優のベティ・ハットンだった。余りに好評だったので、その後この曲をテーマにしたエセル・マーマン主演のミュージカル映画も作られた。
こちら映画はキャスティングの豪華版。マリリン・モンローはじめ、他にドナルド・オコナー、ミッツィー・ゲイナー。
マリリン・モンローがただのセックスシンボルでないことがよくわかる。
「Theres No Business Like Show Business」 By Irving Berlin
The butcher, the baker, the grocer, the clerk
Are secretly unhappy men because
The butcher, the baker, the grocer, the clerk
Get paid for what they do but no applause
They'd gladly bid their dreary jobs goodbye
For anything theatrical and why
There's no business like show business
Like no business I know
Everything about it is appealing
Everything the traffic will allow
Nowhere could you get that happy feeling
When you are stealing that extra bow
There's no people like show people
They smile when they're low
Even with a turkey that you know will fold
You may be stranded out in the cold
Still you wouldn't change it for a sack of gold
Let's go on with the show
The costumes, the scenery, the makeup, the props
The audience that lifts you when you're down
The headaches, the heartaches, the backaches, the flops
The sheriff that escorts you out of town
The opening when your heart beats like a drum
The closing when the customers won't come
There's no business like show business
Like no business I know
You get word the show has started
That your favorite uncle died at dawn
Top of that your pa and ma have parted
You're broken hearted but you go on
There's no people like show people
They never ever run out of dough
Yesterday they told you you would not go far
That night you opened and there you are
Next day on your dressing room they hung a star
Let's go on with the show
機内で食中毒が起こりパイロットが倒れる。着陸のの操縦桿を握れるのは乗客の戦闘機乗りだけ。
しかし、戦闘機乗りは、アフリカ戦線で重いPTSDになり、飛行機恐怖症になっていた。
それを元気付ける別れたばかりの恋人のスチュワーデス。と,ここまで設定が揃えば、
後はが愚入れ邦題。パロディは古くなると笑えないが,基本のギャグは今も活きている。
それにしてもアメリカは差別のブラックギャグには寛容な国である。
1954年公開作品、既に「紳士は金髪がお好き」「億万長者と結婚する方法」「帰らざる河」とアメリカを代表するスター女優への転身を果たしていたのに主役でないこうした役柄を演じたのか不思議がられた作品だったが、そこには所属20世紀FOX社がマリリンにまだスター女優ではないと思い込ませる思惑があったとされる、事実、「紳士は金髪がお好き」で共演の女優ジェーン ラッセルがギャラ20万ドルであったにも関わらずマリリンはまだ週給制でまだスターではないとの理由で個室すら与えられなかった、これに対して「紳士は金髪がお好き」の金髪は私よ!と彼女が個室を要求したのは有名なお話、それでも主役ではないけどこの「ショウほど素敵な商売はない」は芸能一家のお話でスターを夢見る若い女性役のマリリンはとても魅力的で3曲の歌と踊りを披露しているという豪華さなので彼女のファンにはたまらない作品に仕上がっていると思いますよ!。
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