U2 『POP』
1. Discotheque
2. Do You Feel Loved
3. Mofo
4. If God Will Send His Angels
5. Staring at the Sun
6. Last Night on Earth
7. Gone
8. Miami
9. Playboy Mansion
10. If You Wear That Velvet Dress
11. Please
12. Wake up Dead Man
13.Holy Joe (Guilty Mix)*
*=Bonus Track
---------------------------------------
ハウィーB、ネーリー、フーパーらを迎えテクノ路線を突っ走ったU2の'97年の快作。
それまでの「アイリッシュの熱いバンド」路線とも「アメリカン・ルーツ音楽を探る旅」路線とも
全く違う「'90年代エレクトリック」路線のU2の姿がここにある!!
正直リアルタイムで聴いた時はかなりびっくりしたけれども、今になってみると結構かっこいいアルバム♪
といってもバリバリのテクノな曲は#1〜#3の頭3曲で他はそこまでイキ過ぎてはいない!!
1stシングルにもなり、様々なMIXが出回った#1は、面白いPVと共に踊れる曲♪
続く#2や#3は、エレクトリック・ノイズギター&トリップホップ・ベース、ブレイクビーツがかっこいい曲♪
どちらも今聴いてもかなりかっこいい曲だと思う♪
#3で幼いころに母親を亡くしたボノが"Mother suckin' Rock N' Roll"と歌う歌詞も興味深い。
この曲は『MOFO REMIXES』としてシングル化された。
冒頭3曲のテクノ路線から一転して#4は、U2らしい「神」について歌った曲。
静かだが不思議な魅力を持つ曲。この曲と続く2曲はシングル化された。
#5はライヴではアコースティックで演奏される曲だが、このオリジナルもかっこいい♪
歌詞の喜んで目が見えなくなるまで太陽を見つめるよ…とはなんとも…。
#6は「地球最後の日」を歌った曲。かなりかっこいい曲なのだが、あまりライヴではやらないのが残念…。
#7は、後のベスト盤で録り直しされてまで収録された曲で、ライヴでも結構頻繁にやっていた曲。
確かにいい曲だと思う♪
#8は、軽やかなビートがノレる曲。
明るい#9も悪くはない。
#10はとても静かな曲。しかし底知れぬ魅力のある曲。
聴きこめば聴きこむほどにその良さに気付かされる。
#11は、このアルバム中でも屈指の名曲。
シングルver.では更にエッジのギターが強調されており、実はこちらのシングルver.の方がかっこいいぐらいだ♪
シングルには2種類あり、1つは先にあげたver.違いのものだが、
もう1枚はなんと"Please〜Where The Streets Have No Name"のメドレーがかっこいいロッテルダムでのライヴを収録している。
これがかなりかっこいい♪
このシングルに#5のアコースティック・ライヴver.も収録されている。
#12は、当時のライヴの最後にもよく演奏されていた曲。
この曲といい、#4や#10の様に、静かめの曲調ながら、不思議な力を持った曲が多いのも本盤の特徴か!?
U2の長い歴史の中でも本盤と『ZOOROPA』は、ちょっと異色作扱いされているが、
しかしながらこの『POP』は、今改めて聴いても十分に魅力的なアルバムだと思う♪
このアルバムによってU2はこういった音楽性でも十分に通用することが証明されたことだろう。
U2が一番ロックしてたときだと思う。
ちょっと重苦しい感じもあるロック。
怒涛のドラム!新しい感覚のギターの暴風!
9. Elvis Presley And America
7. Bad
1. Sort Of Homecoming, A
4. Unforgettable Fire, The
がオススメ
ロックというよりはもはやポップスに属するのでは?と思えるほどライトで爽やかなミキシングがなされ、とても心地いい音。U2という看板を外せばもうこれは文句無しの完成度だ。しかしこれはバンドの成熟や玄人というのとはやや違う完成度なのだ。音の一つ一つが泡沫のように表れては去っていく、どこまでも美しく穏やかなサウンド。うーん、これは一つの境地なのか?いや、手器用になっただけなのか?ただ、ここには「sunday bloody sunday」の頃のように荒ぶり猛るU2はいない。ここ最近の煮え切らないアルバムに比べれば上出来なのかもしれないが、どこか腑に落ちない。イーノの影響がとにかく顕著。イーノ仕込みの音の仕立てっぷりはほんとに素晴らしく彼のベストワークに入るだろう。イーノ愛好家にはたまらないアルバムだ。
アメリカ国防総省によって秘密裏に建設されていた南極のエレンバス基地から発射される救難信号。
軍は事態確認の為、二人の大尉を派遣するが、生存者達から聞かされたのは・・・。
98年アメリカ映画。スティーブン・キング原案ですが、映画には関わってないみたいです。
「ザ・グリード」みたいなモンスター映画かと思いきやキングらしい悪魔映画。猛吹雪で孤立した
基地に不可解な事件が発生、生存者と大尉達は真相解明に乗り出す。死者達の襲撃などゾンビ映画
を思わせるシーンもありますが、あまり期待せず観た方がいいかと。添え物程度と思った方がよい。
私的には悪魔じゃなくシンプルなモンスターの方がもっと面白くなったんじゃないかと。監督含む
スタッフ達の力量不足といったところ。★3個。
いい映画にビョークの曲、最高の組み合わせです
|