イーカプコンで購入。三菱の46型テレビでプレイ
クリス編までクリアしましたが、安定的な面白さはあります。 5と比較されるグラフィックですが、5が単一色っぽい感じだったのに対し6はカラフルになっており、その点はトレードオフかと思いました。 様々なロケーションが用意されており、出来の良いカットシーンと合わせてグングンプレイへのモチベーションを高めてくれる点は流石。 クリーチャーの強さ・性質やドロップアイテムの量からしても、難易度調整も良い塩梅だと感じます。
しかし、やはり欠点が多いです。 大きな欠点として感じるのは、「何でも盛り込もう」としたことから来る操作の煩雑さと、いくつかのステージに見られる明らかな調整不足です。
まず、公式サイトを見て貰っても分かりますが、このゲームは非常にアクションが多彩です。 ダッシュ・スライディング・寝転び撃ち・緊急回避・カバー・体術などが基本動作としてあり、アクションボタン(×ボタン)での動作もあります。
カバーアクションは、通常はL1で行いますが、腰より低い遮蔽物(以下、低遮蔽物)にはL1で構えてから×ボタンを押す必要があります。 1つのカバーというアクションの中に2つの異なる操作方法が入っているのです。 カバーをL1ボタンに統一してしまうと、低遮蔽物の前で勝手にカバーしてしまう。 かといって×ボタンに統一してしまうと、×ボタンでの「低遮蔽物乗り越えアクション」が出来ない。 結果として二つの操作法が入ったのでしょう。 また、カバーできそうなのに出来ないオブジェクトがありカバーの判定自体もシビアで、他のシューターのような感じには行きません。
アクションの煩雑さの他の例は 体術をR1ボタンに入れたため、L1ボタンでエイムせずに撃つ、所謂「腰撃ち」というものが出来ない・スティック+×ボタンでのダッシュを入れたため、緊急回避がL1で構えてからしか出来ない・ スティック+×ボタン+L1でのスライディングを入れたため、ダッシュ後すぐにエイムに移る事が出来ない(一度何らかの方法でダッシュを解除する必要がある) のようなものがあります。 加えて、ルートボタン(行き先表示)のような、これを外せばもっとアクション整理できたんじゃないの?と思ってしまうほとんど独立したボタンがあったりして、 総じて操作性は褒められません。
ゲームデザインの部分では、ホラー要素を出すためカメラの位置をプレイヤーに近くしたんでしょうが、 戦争ゲームのようなステージも多分に入っているので、結果カメラがゴチャゴチャして煩わしく感じるようになっています。
まとめると、一般的TPS要素とコンバット系アクションゲーム要素、ホラーゲーム要素のすべてを入れようとして、結果どれか一つも完璧に出来ない、器用貧乏なゲームになってしまっています。
とはいえ、アクションが多彩なので、最近はTPS・FPSばかりやっていた私でも新鮮な気持ちで遊べている点があり、 その辺りがタイトルにも書いた「長所は短所の裏返し」にも通じています。
調整不足というもう一つの欠点の一例では、クリス編のあるチャプターで要人保護をするステージが挙げられます。 そこでは【敵との乱戦後、急に追加の敵が出てきてスローモーションになる(要人が捕らわれる)→戦闘直後なのでどの武器も弾が入っていない→リロードしている間に要人が殺されてゲームオーバー】 ということがありました。 これ以外にもいくつか、おおよそ500万本だか売れるゲームではあり得ないような、お粗末なゲームオーバー要素・理不尽要素が見られます。(ムービー直後にスナイプされるとか)
こうした大きな欠点以外にも、他の方も書いておられるような、調整不足の部分(アイテムが敵を倒してもすぐ出ない等)があります。
良い部分もありますが、客観的に見て、全体としての評価を良くは付けられないと思い、☆3とさせていただきました。
本作はバイオ初のガンシューティングゲームであり、バイオハザードシリーズの番外編でもある。ガンシューティングと言っても移動は自由に行えるのでシューティングゲームとしても捕らえられるかもしれないが。新たなストーリーを楽しむ事も出来る。グラフィックは初のポリゴンであり、ムービーも全てポリゴンなので本シリーズと比べれば見劣りするだろうが、いつもとは違うバイオとして楽しめる。ただ、一つきついのは途中セーブが出来ない事。ガンシューティングだから当然なのだろうが、自由移動する本作にとっては途中セーブが出来ないのはちょっとつらい。始まりからエンディングまで一気に到達するには多少時間に余裕がある時にプレイする事をオススメする。
東京創元社の〈ラヴクラフト全集〉と共にクトゥルー神話ファンに とって基本図書であるのが、この青心社の〈暗黒神話大系〉のシ リーズである。 本書は、4年ぶりに出た、シリーズの最新巻。ここまで巻数を重ね ると、さすがに落ち穂拾い的というか、そういう感じになってきて いて、大傑作と遭遇する可能性はほとんどないだろう。しかしそん なに肩肘張らずに読めばなかなか楽しめるアンソロジー。8篇が収 録されている。 印象に残っている作品についてコメントしてみよう――巻頭作の 「アルハザードの発狂」―なにやらわけがわからないうちにニヤリ とさせられる悪魔的な小品。「首切り入り江の恐怖」―安心して読め る作品、さすがロバート・ブロック、手練である。「墳丘の怪」―アメリカ西部の奇怪な墳丘を巡る怪奇譚。もはや手垢がつきまくって いるタイプのストーリーのヴァリアントだが、色々と凝っていてな かなか楽しい作品だ。 そうそう、ラヴクラフトの「ヒュプノス」が収録されているのも点 数が高い。 ラヴクラフトのファン、クトゥルー神話のファンの人はお見逃しな く。
ある日水原誠は、彼の通う東雲高校から発掘された遺跡に眠っていた謎の少女の力により、
陣内・奈々美・藤沢先生と共に異世界エルハザードに送り込まれた。
誠・奈々美・藤沢先生はルーン王女のロシュタリア王国側、陣内は女王ディーバのバグロム
帝国側に分かれて、熾烈な争いが展開される。
その上、幻影族という謎の種族の介入により、戦況はますます混乱を極める。
そんな中、陣内は禁断の島に眠る伝説の鬼人・イフリータを目覚めさせてしまう。
主となった陣内の命令で、誠たちの前に敵として現れたイフリータは?!
この巻には、
第五夜「雷鳴の世界エルハザード」第六夜「閃光の世界エルハザード」
第七夜「永遠の世界エルハザード」の3話を収録。
☆オススメのポイントをご紹介☆
・OPの美しさ・壮大さに魅了されます。このOPを見るだけでエルハザードの世界観が
ひと目で伝わってきます。音楽・絵・動きが良く合っていてすごくカッコいいです。
・ストーリーはもちろん、設定・キャラデザが良く声優さんもイメージぴったり。劇中音楽
も素晴らしいです。
・ロシュタリアには“水・火・風”を司る3人の女性から成る三神官が存在し、この3人の
掛け合いがとても面白いのでご注目ください。みなさんそれぞれ個性的で美しい女性です。
・「禁断の最終兵器」として存在するイフリータは、自らの体内に組み込まれている「服従
回路」と過去の大戦の記憶に苦しむ。
・イフリータと誠の魂は互いに共鳴し合い、やがて心を通わせていき……?!
誠とイフリータのふれあいを描いたエピソードとラストシーンは感動し、涙なしには見ら
れません。
『エルハザード』は夢と冒険とロマンはもちろん、アクションやラブコメ、シリアスな展開
もありの中身の濃い作品です。ぜひご覧になってみてください。
OVA版・TV版、両方併せて観ると面白さ倍増ですよ!
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