この本は真剣に『薔薇族』の復刊を望む伊藤氏が
創刊当時の思い出から関わった人々、更に掲載されていた作品、
『薔薇族』が35年も支持されていた証を集結させた内容だった。
女である私が好奇心で読むには、濃厚であり、衝撃が強すぎました。
「体験告白記 野郎はいいぜ」(26頁)みたいに、いかに男の身体に燃えるのか、熱きたぎる欲情が、人としての尊厳を感じさせるのです。
『薔薇族』を万引きして補導された高校生が、両親にその性癖をばれたことにより自殺したのが1983年の出来事としてあり、
『薔薇族』の読者には初めて購入するときの気持ちが共通する思い出としてあり、この自殺した高校生に共感する読者の投稿が殺到したこと。
徴兵制度はいかに『薔薇族』にとって至福な検査があったとか。
短髪を支持するあまり、稀有なマンガ家の作品を掲載出来なくなった思い出とその作品など。
耽美な世界でありながら、男が男を求める世界。
人として生まれ、押さえきれない想いを隠さなければならない。
その人たちが守り続けてきた世界は、傷つけてはならないし、認めて尊重すべきと頭が下がる本でした。
ビデオを観てよかったと思いました。
最高です。 色んな御姿のアリカ様を見る事が出来ます。 本書の内容としては、題名にある通り、アリカ様御自身の御写真とアリカ様の書かれた詩が載っています。 詩の内容はロリィタについての物が多いです。 私は、結構良い事が書いてあったと思います。 アリカ様の生き方の片鱗に触れる事が出来ます。 欲を言えばもっと豪奢なドレスのアリカ様 今までのジャケットのアリカ様などが収録されてればもっと良かったと思います。 この方は魔女では無いでしょうかと疑ってしまいます笑 可憐な少女から官能な王女まで様々なアリカ様が見れます。 ファンなら絶対買うべき!!
デュラスの原作を読んでからこの映画を観て、「ああそうだったのか」と納得したシーンがたくさんありました。原作をとてもよく膨らませて描いた作品だと思います。エロティックなシーンも多々ありますけど、それよりもメコン川、広大な空、仏領インドシナの人々、中国人男性の豪華な中国スタイルの結婚式のシーン、そして最後の船出のシーンなどが、より鮮明に記憶に残っています。 ジェーン・マーチとレオン・カーフェイの配役もどんぴしゃりで好きです。彼らが配役に選ばれるまでのシーンがメイキングに入っていたりして楽しめました。ジャン・ジャック・アノーの映像に対するこだわりもこの作品を美しくしあげた一つだと思っています。
追記(2012年8月30日)このDVDが「アダルト商品」になっていて吃驚しました。 何故?理解できません。 「アダルト商品」の枠を外していただきたいと思います。
このころからでしょうか。ブルースウィリスがやけにヌードを披露し始めたのは。当初からジェーンマーチとの濃厚ラブシーンの話題だけが先行し、肝心の映画の内容は二の次に。周囲の反対を押し切ってオールヌードに挑戦したブルースウィリス。彼のありのままの姿にアメリカの映倫が上映を延期し、彼のバッチリヌードも大幅カット。そのことに彼は「女のヌードはOKなのに、どうして男のはダメなのか!?」とそりゃぁもうカンカン。映画会社からはノーカットのフィルムが盗まれたりする騒ぎに。ブルースとジェーンのファンの方は大満足の1作品です。内容は当時流行っていた多重人格物ですが、はっきり言って彼らのラブシーンはいらなかったと思います。アメリカ版は日本版・ヨーロッパ版より少しカットされていますが、なかなかのエロティシズムです。
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