やあっっっと、16:9です! ずっと待ってました。本当にうれしいです。
デジタルリマスターになってさらにはっきりくっきり…DVDでは決定版になるのではないでしょうか。
かつてサンタジャックのフィギュア(というよりスタチュー)を同梱して限定販売されていた、特典満載のコレクターズエディションがようやく再発売された。コアなファンも多い映画だけにコレクターズショップでは高額なプレミアがついていたものだが、この再発売でもうプレミア価格に泣かされることなく手に入るわけだ。 映像特典内容は、その昔レーザーディスクで発売されたコレクターズ版の中身を移植したものだが、25分に及ぶメイキングが面白い。 H・セリック監督と撮影担当のP・コザチクによるオーディオ・コメンタリーも、気が遠くなるようなコマ撮りのストップモーション・アニメの製作における苦労ぶりが伺える裏話で興味深い内容だ。 日本語の吹き替え音声は、前述のLDコレクションの時に制作されたバージョンをそのまま使っているが、新たに5.1chにMIXされている。もともと2chステレオだったものを機械的に加工したものなので音の立体感はいまひとつの感があるが、クリアなサウンドで実に心地よい。ジャックの声はミュージカルの舞台でも活躍している俳優の市村正親。『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』では、ミュウツーの声としてもアニメ出演を果たしている実力派。オリジナル版でジャックの歌のパートを担当しているダニー・エルフマンも素晴らしいが、市村自らが歌っている日本語版の歌も上手い。
「サッチモ」ことルイ・アームストロングのアルバムはべらぼうにたくさんありますが、これはそれらの中でもかなり知名度の高いアルバムです。知名度が高いのは、もちろん1964年のアメリカ;ビートルズのNo.1ヒットが連続する中でNo.1になった"Hello, Dolly!"が収録されたオリジナル・アルバムだから、です。
サッチモはトランペット・プレイヤーとしても魅力的ですが、晩年に至るほどトランペットの部分は減って、ヴォーカリスト&エンターテイナーというカラーにシフトしていきました。トランペットは体力を使うので、高齢のサッチモとしては当然の成り行きだったでしょう。
ということで、本作品でもトランペットは間奏部分でさらっと吹く程度で、あくまでも歌が中心です。短く分かりやすくまとめられ、非常に親しみやすい内容と思います。「"Hello, Dolly!"が飛びぬけて良い」というわけではなくて、どれをシングルにしてもよかったんじゃないか?と思えるような、全曲同じようにリラックスして聴ける内容です。"Blueberry Hill"や"Moon River"などの有名曲が入っているので、初心者にも聴きやすいアルバムと言えるでしょう。
なおこの紙ジャケは非常にしっかりとした分厚い作りで、それも含めて文句なしの一枚です。
ティム・バートンが製作にかなりの時間を費やし完成させた、ストップアクションアニメです。ジャック、というガイコツ男さんを始めとする、休日の国にある町の一つ、ハロウィンタウンの住人たちが織りなすストーリーです。 見た目は怖かったり、不気味な彼らですが実はとっても"いいやつ"なんです。 皆を脅かしたり、怖がらせたりするのがお仕事の彼らが、一転、華やかクリスマスをやるとしたら、どうなるでしょう…?ワクワクしませんか? 子どもが観ればその斬新な映像に夢中になるでしょうし、大人が見ればとこかに忘れていた純粋なきもち、絵本を開くときの様なきもちを思い出させてくれると思います。 自分が"普段やっている事"と"全く違う事"をしようと懸命に奮闘するジャックは、どこか人間くさくって微笑ましいです。ラストシーンでは、きっと、あなたも思わず微笑んでしまっている事でしょう。。。オススメですー。
ジョニー・ハートマン(Johnny Hartman 1923年7月13日〜1983年9月)はアメリカ合衆国ルイジアナ州生まれのジャズ歌手。アルバムは1956年11月の録音でアーニー・ウィルキンズ・オーケストラとフランク・ハンター・オーケストラをバックにハートマンの甘くロマンテックな声が絡み合う。選曲もスタンダード中心に親しみやすく、ひじょうに完成度の高いゴージャズなアルバム。 (青木高見)
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