毎年購入し年賀状作成しています。
ただ今回のは特に干支モノが少なかったので残念でした。
干支にこだわらない方でしたらお気に入りの1枚が見つかると思います。
あいかわらずオシャレなデザインがたくさんありましたから。
フォントも新しい物が増え、今年はおまけのカレンダーもついています。
笑ってもいい。泣いてもいい。世界はもう、終わるかもしれないのだから――。 本作の宣伝コピーですが、本作の魅力を上手く伝えていて、なかなかの名コピーだと思います。ただ、TVドラマからの映画ばかりがヒットする、現在の日本で本作がヒットするとは到底思えませんけれど。(苦笑)
ラース・フォン・トリアー監督作品は何本か観ていますが、初めて素直に面白かったと思えた作品でした。ただ『ドグマ95』の流れを汲む、手持ちカメラでの映像は画面が揺れ、『画面酔い』して気分が悪くなりそうだし、緊張感は続くものの大きなドラマもないままに135分は長すぎる。90分くらいでもいい。まぁ、「手ぶれ」は、意図的であることは言うまでもありませんが...。 冒頭の8分間は、まさに圧巻でした。その映像美に酔いしてしまいます。スチルとハイスピード撮影映像。流れるワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」。特に、馬がくずれ倒れるシーンには鳥肌が立ちました。 新婦ジャスティン(キルステン・ダンスト)は、わがままな振る舞いにより周囲に迷惑をかけ続ける。情緒不安定なジャスティンは、到底まともな結婚式をあげられる精神状態にはなかったのだ...。 幸福の絶頂にあるはずなのに、式に遅刻、途中で抜け出し、居眠りしながら入浴、他の男とセックスする。延々と待たされる大勢の来賓と豪華なパーティは、白々しく、客の不協和音は激しくなるばかり。ジャスティンの父デクスター(ジョン・ハート)と母親ギャビー(シャーロット・ランプリング)。二人の仲は険悪で、それぞれスピーチで火花を散らす。こういう場面での意地の悪い、偏執狂的な演技をさせたらこの人、シャーロット・ランプリングは素晴らしい。それら、ただごとではない雰囲気は、巨大惑星メランコリア衝突の不安と重なっていきます。
そしてついに、軌道を外れるはずだった「メランコリア」が大きく接近して来ます。ヒョウが降り、空気が薄くなって車のエンジンが駆らない。地中の蟲たちがうごめき出し、獣たちは静まり返る。一連の描写も不安を掻き立てます。 成功した常識人のジョン(キーファー・サザーランド)の弱さ。家族で唯一のまともな精神を保つ姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)の息子と妹を守ろうとする母性と、恐怖。そして鬱病で情緒不安定なジャスティンは心が晴れていく。恍惚の表情さえ浮かべます。印象的なのは、恐怖に泣き叫ぶクレアと、美しさと威力に圧倒されるジャスティンの横でシェルターの力を信じ、とても、幸せそうに目を閉じ微笑むクレアの息子レオ。
スタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』を連想させるような、ある種の官能的な「エクスタシー」を感じさせるラストでした。 ラース・フォン・トリアー監督は、「アンチクライスト」を撮ったくらいなので、無神論を標榜しているとしても、死のあとには何もないとは思っていないのでは?そのくらい、破壊的にもかかわらず、恍惚的で不思議な幸福感に包まれるものでした。
僕自身、クラシックと付き合いはじめて多少の時間がたつ(聴くほうも演奏する方も)。
僕は、ラヴェルの洒脱な編曲センスや音楽観・フォーレの敬虔かつ深遠な曲想・ドビュッシーの色彩感のある音色、どれも大好き。このCDには直接関係ないけど、フランクのまるでパイプオルガンのような重厚感のあるピアノ曲・交響曲も魅力的。ベルリオーズでは、最近録音されたSKO、BPOの幻想は超名演だと思っている。けど、正直なところ【フランス物】は、クラッシクを聴く人の中でも好き嫌いが分かれるようだ。
敢えて【好みが分かれる】という書き方をしたけど、このCDは、フランス物の初心者さんやクラッシックはドイツ!と考えておられる諸氏にはぜひ聞いてもらいたい。
音楽の基礎中の基礎、それはアンサンブルだと思う。器楽編成はどうあれ、2人以上で共同で紡ぎだす音楽は立派なアンサンブル、オーケストラは【大規模なアンサンブル】に他ならない。
小編成アンサンブルに焦点を絞ったこのCDは、決して押し付けがましくなく、【フランス音楽の聴き方・楽しみ方は書くあるべき】というエッセンスをあっけらかんと教えてくれているように思えます。クラシックの聴き方なんて、スコアと睨めっこしながら悩み感動しつつ聞くのもよし、友人/家族団欒のBGMにするもよし、要は心の栄養になるなら楽しみ方は個々人の自由だと思うんですよね…
第九やブルックナー・マーラーのような、心を大きく揺り動かすほどの芸術的録音のCDがこのCDと同格である、とはいいませんが、クラッシックを堅苦しく考えている人・重厚なドイツ物と【フランス音楽】を分けて考えている人は、このCDを寝入りばなにかけなら就寝されては?きっと音楽観が広がると思うのですが。ラヴェル、ドビュッシー&フォーレ:ピアノ三重奏曲
映像は確かにハイビジョンで見ると凄まじいくらいに美しい。 特に冒頭の超スローモーションはお約束ながら、本当に凄い。 でも、長すぎるし内容に変なイメージは殆ど関係ないから無駄に 思えてしまう。 結婚式のシーンも淡々としているが、別に飽きるほどではない。 でも心理描写から考えるとここも、唐突というか、やはり 無駄な部分が多く感じる。キルスティン・ダンストは間違いなく 名演と言える。でも、シャルロット・ゲンズブールがそうかと 言われればそんなにいい所はないと思うので相殺されてしまい 2章はキルスティン・ダンストが妙な落ち着きを取り戻すまでは 退屈でしかない。それに一番つまらないのがラスト。どうして、 あんな平凡な終わり方しか思いつかないのか? 「惑星ソラリス」の超絶なラストに比べればつまらなすぎる。 もったいなさすぎ。 結局、ちょっと助長がすぎるのではないか? 異様な感覚は強く心に残るけど、それほど名作とは思わない。 しかし、blu-rayにはもってこいの映画だ。
ELECOM クリーニングクロス KCT-003BU が、 待望のスマートフォンを購入して初めてのOAクロスでした。皆さんのレビューを信じて購入しましたが、新品の時の一回拭いた時はオオ〜と思いましたが、次からはクロスに油が残り拭いているのか塗りたくっているのか、分からなくなりました。 ティッシュの方が、未だましです。 クロスの汚れをとって再挑戦しましたが、やはり、ティッシュに勝てません。 やむなく東レインターナショナル スマートフォントレシー ベージュ Z1515-SPTI-G305 を購入。一週間洗ってませんが、油をかくようにとってくれます。
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