デビュー25周年を記念しての斉藤さおり名義のオリジナルアルバムです。
斉藤さおり、麻倉晶、麻倉あきら、ROMANTIC MODE多数アーティスト名があるのは複雑ですが、25年ボーカリストとして積んできたキャリアだけあり、この作品でも彼女のヴォーカリストとしての実力が十分に発揮されてます。
1曲目の『ケレド望ム』は疾走感のあるロックで彼女の持ち味のパワフルなパンチの効いたボーカルが十分発揮されていて、3曲目の『愛する人よ』では、ヴォーカリストとしての力量が特に十分と実感できると思います。また、本人が曲を書いた『Over the Sky』は、マイナーとメジャーが混合する面白い曲で、作曲のセンスも改めてかんじてしまいました。
ただ残念なのが、マスタリングがあまりうまくいってないのが難点でしょうか?ボーカルとサウンドの調整があまりよくないと思いました。今までの彼女の曲はボーカルが前面にでてたマスタリングでしたが、今回はそうでもないかんじなので聴いてて違和感がある方もいるのでは?
しかし、いろんなジャンルの曲が集まってて聴き応えは十分だと思います。
2006年のTV放送時には前シリーズまでのキャストを一新するなどしたため、ケータイ刑事ファンの間で様々な議論を起こした銭形雷シリーズではあったが、全体的に観れば非常に優れた作品が多いことに気が付くはずです。 特にこの2では芸達者な役者がゲストで顔を揃えているし、遊び心満載なケータイ刑事シリーズらしい脚本と演出に加えて、前作までのネタをオマージュ的に入れてあったりして、本家銭形四姉妹からのファンなら確実にクスッさせられる。
だからと言って前作までの貯金に頼るのではなく、雷からの新相棒国広富之さん演じるトミーのすっとぼけ加減が1よりもパワーアップしており、次の次女以降のシリーズでの活躍も大いに期待したくなる。 そしてなによりも主演の小出早織さんが魅せる、時にサディスティックで、時には天使のように微笑むという表情でのお芝居の幅広さには脱帽。 数々の有望な若手女優を起用している丹羽多聞アンドリウプロデューサーが、一度断られたオファーをもう一度出したのも頷ける。
それはともかく、2が全シリーズ的にも安定したBOXになっているのは間違いない。 個人的にはケータイ刑事シリーズの2007年時点の集大成だと思います。
もともとTVシリーズが好きで、いつか劇場版も見たいと思っていました。 そんな私にとってこのアイテムはストライクでした。 ただし、映像特典はありきたりで、目新しいものはありません。 封入特典もアイディアは面白いのですが、あまりありがたみは感じませんでした(しかも冊子がボックスに入らないので収納に困る)。 贅沢をいうと、サントラが封入特典もしくは同時発売だとうれしかった。
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